2月2日、東京お台場のMEGA WEBにて行われたTOYOTA GAZOO Racingのプレスカンファレンスによると、2017年度のWEC世界耐久選手権を闘うドライバーラインナップに、新たにホセ・マリア・ロペスを迎えることが発表されました。
今年のル・マン24時間耐久レースに参戦する3台のうち、2台目(No.7)のドライバーに抜擢されそうです。
アルゼンチン出身の34歳。フォーミュラ出身で、2006年からはルノーF1のテストドライバーを務めた経歴の持ち主。2013年には地元アルゼンチンで開催されたWTCC世界ツーリングカー選手権に初参戦、2014~2016年はシトロエンのチームドライバーとして同選手権3連覇を果たした実力者です。
2016年のWTCCでは、優勝だけではなく、ジャーナリストやコメンテーターたちが選ぶ「年間最優秀ドライバー投票」においてもトップの地位を獲得。「シンプルに、ほとんどの場面で別格」それが彼を評したコメントでした。
WECは初参戦ながら非常に意欲的で、TOYOTAのTS050ハイブリッドのテクノロジーを楽しんでいる様子。
「今からWECの最初の経験、そして特別なレースであるル・マン24時間を楽しみにしているよ」
と語っています。
優勝奪還に向けて気を吐くTOYOTAの新機軸となるか。ロペスの活躍が期待されるところです。
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