それぞれは小さくても、オーブ県全体では、シャンパーニュの生産量の約20%を担っているのだとか。
そんなシャンパーニュ・メゾンが結束して、オーブ県のシャンパーニュをもっとアピールしよう、と始まったのが、このシャンパン街道祭りRoute du Champagneです。
1995年の開始以来、オーブ県の村々が持ち回りで主催地となり、今年で23回目。いまや4万人を集客する一大イベントに成長しました。
今年の開催地はヴァレ・ド・ラ・サルスVallée de la Sarceの5つの村々。17のカーヴが公開される予定です。
https://www.routeduchampagne.com/les-caves
*写真はイメージです
25ユーロの入場料(入村料?)を払い、フルートグラスをもらったら、あとは自由に見学、試飲ができるシステム。ふだんは一般公開されていないカーヴも、この日は扉を開き、いち推しの一本を用意して皆さまをお待ちしています。さまざまなイベントも用意されているようですよ。
最寄りの都市トロワTroyesからは約40キロ。日本人ツーリスト向けの、パリ発ワンデイツアーも企画されています。
瓶内二次発酵という製造方法をはじめ、手間のかかる工程ゆえ高価なシャンパーニュ。でもオーブ県のそれは、良質にしてコスパの点でも非常に優秀です。今後大ヒットのポテンシャルを秘めたオーブ県のシャンパーニュ、ぜひ現地で味わってみませんか?
シャンパン街道祭り
日時:2017年8月5~6日 10~18時
入場料:25ユーロ (フルートグラス込み)
場所:シャンパーニュ地方、オーブAube県の村(Avirey-Lingey、Bagneux-la-Fosse、Balnot-sur-Laignes、Bragelogne-Beauvoir、Channes)