ハープサルでマッド・セラピー!


ハープサルはエストニア西部の海に囲まれたリゾート地。
ハープサル周辺の海からは良質の泥が取れることから、ロシア皇帝やチャイコフスキーも保養に訪れる一大療養地として発展してきました。

昔からハープサルに住む人々は海から取れる泥をケガの治療に用いていたわけですが、それが広く知れ渡るきっかけとなったのは19世紀初頭ロシアの軍医がここを訪れたときのこと。
地元の漁師が海泥で手を温めているのを見たのをきっかけに研究をはじめ、その海泥にはリューマチや炎症などの病状を和らげる効果があることをつきとめました。
彼がそのことを上層部に報告すると、泥治療専門の病院まで立ち上げられたそうです。
以後治療のために、ロシアのみならず世界中から人々が集うようになりました。


泥治療”マッド・トリートメント”では近隣のダカラ湾で取れるミネラルや有機物を豊富に含んだ堆積泥を使います。
この泥を塗ることで老廃物を排泄して新陳代謝を促進、細胞を若返らせ保湿する効果があるそうです。

現在では美容目的にもマッド・トリートメントが利用されていて、数多くの高級スパがあるエストニア屈指の「温泉街」になっています。

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