創立300年アウガルテン磁器工房


写真 アウガルテン日本公式HPから

まず、現在開催中の展覧会のお知らせから。
アウガルテン磁器工房に併設の
アウガルテン磁器博物館では、創立300周年を記念して現在「永遠の美 ウィーンの磁器1718-2018」(2018年3月19日〜10月15日)を開催しております。各エポックのアーチスト、デザイナーの厳選された作品が展示。豪華なバロック、華やいだロココのフィギュア、黄金に輝く歴史主義、シンプルなビーダーマイヤー、流麗なアールデコ、1950年代のカラフルな作品、現代のオブジェなどアウガルテン磁器の歴史を俯瞰的に楽しめます。

また、
応用美術館MAKでも、「ウィーン磁器マニュファクチャーの300年」と題して特別展を開催中(2018年5月16日〜9月23日)。ウィーン磁器の発展が、アジア、マイセン、ニュンフェンブルク、ベルリン、フランケンタール、ドッチャ(イタリア)、セーヴル(フランス)などとの相関関係の中で展示されています。

アウガルテン磁器工房は、1718年、皇帝から磁器生産の特権を授与されたデュ・パキエが創設。ヨーロッパでマイセンに次ぐ2番目に古い窯元です。
マイセン磁器についてはドイツエクスプレスのブログもどうぞ♪ マリア・テレジアの時代、皇帝家の所有となり世界的名声を獲得、ヨーロッパ各地の宮廷や上流階級に普及しました。産業革命による大量生産が始まると、手作り磁器の需要は減り1864年に一旦閉鎖されますが、1923年に再開されました。現在も最高級の磁器として人気を博しています。

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アウガルテン宮殿の中には、アウガルテン磁器でお食事を楽しめるカフェ・レストランや、ショップもあります。また、製造過程を見学できるガイドツアーや熟練工からの手ほどきを受けられる絵付けのコースお子様絵付けコースもあります。ご興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

アウガルテンへは、地下鉄2、4のSchottenringから路面電車31番でObere Augartenstrasse下車。アウガルテン博物館とショップは月~土10時~18時。ガイドツアーは月~木10:15と11:30発、1時間程度。
ウイーン磁器工房アウガルテン日本公式HP 日本語

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