日本美術・技術センター「マンガ」館【ポーランド情報】


クラクフの「マンガ館」には日本美術マニアだった故フェリクス・マンガ・ヤシェンスキ氏が収集した、約7000点に及ぶ日本美術コレクションが展示されています。コレクションは国立美術館に寄贈された後、死蔵されていましたが、映画監督アンジェイ・ワイダ氏が中心になって資金を調達し、常設展示の施設が1994年11月にオープンしました。
マンガとは、ヤシェンスキ氏が好んで使っていたペンネーム兼ミドルネームで、「北斎漫画」からとったものです。ちなみに建物の設計は日本人建築家の磯崎新氏です。
コレクションの中心は約4600点に至る浮世絵で、2000点を超える安藤広重の作品の他、浮世絵史上で重要視される作家の作品はほとんど揃っています。このほか日本画や木彫り、刀などの武具、着物なども収められています。


所在地: Marii Konopnickiej 26, 30-302 Kraków

時間:
火~日曜日 10時00分~18時00分
※月曜日 定休日








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