美しすぎる天文時計【スロヴァキア情報】


スロヴァキアには非常に美しい天文時計があります。天文時計と呼ばれていますが、実際は正確な太陽時間を測る装置として作られました。2003年にジリナの北東約20kmほどの場所に建設されました。毎時0分になると一番上の鐘がなり、中央の水色のからくり窓が開いて木造の聖人が現れます。その脇にはスロヴァキアの歴史的な偉人の像が並んでいます。

例えば、1番上がスヴァトプルク王。モラヴィア帝国の王で、三本の枝の伝説で有名です。その下のリュドヴィート・シュトゥールは19世紀の言語学者であり政治家で、現代スロバキア語の確立に貢献したそうです。建物正面左下は、ミラン・ラスティスラフ・シュテファーニク。第一次世界大戦後、チェコスロバキアが独立を果たした際に主要な役割を果たした、スロバキアの軍人であり政治家です。
太陽時間を示す時計盤は技術的に大変貴重ですが、それを支える建物全体の芸術的なフォルムにも圧倒されます。木造建築で、屋根が波打つデザインとなっています。

天文時計の1階は案内所と売店があります。スタッフの方が時計のガイドをしてくれますが、全てスロヴァキア語で行われます。売店では、ポストカードなどが売っており、お土産に最適です。

スロヴァキア天文時計Slovensky Orloj
住所:Rínok sv. Michala, Stara Bystrica, Slovakia








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