町の名前は、マケドニア革命団IMROの闘士ヤネ・サンダンスキに由来していますが、かつては「聖なる医者」を意味するスヴェティ・ヴラチと呼ばれ、古来から温泉療養の町として栄えていました。しかし、ブルガリア帝国時代、ブルガリア人があまり入浴を好まなかったので一時衰退しました。その後、イスラム教徒が多いオスマン朝の支配下で再び繁栄したというのも興味深い話として残っています。
メインストリートのマケドニア通りには、療養設備の充実したホテルが並び、公衆浴場もあります。マケドニア通りを公衆浴場に向かって進み、公衆浴場よりさらに奥に進むと、温泉がくめる泉もあります。スパ施設を完備した建物が多いので、サンダンスキで一泊してリラックスする旅をするのも良いかもしれません。