古くからの温泉療養地サンダンスキ【ブルガリア情報】


ブルガリアの療養所として知られるサンダンスキは、ピリン山脈の南にある温泉の町。年平均気温は14度で、国中が冷え込む1月でも平均気温は4度(ちなみに首都ソフィアは1度)と、国内で最も温暖な地域です。

町の名前は、マケドニア革命団IMROの闘士ヤネ・サンダンスキに由来していますが、かつては「聖なる医者」を意味するスヴェティ・ヴラチと呼ばれ、古来から温泉療養の町として栄えていました。しかし、ブルガリア帝国時代、ブルガリア人があまり入浴を好まなかったので一時衰退しました。その後、イスラム教徒が多いオスマン朝の支配下で再び繁栄したというのも興味深い話として残っています。

メインストリートのマケドニア通りには、療養設備の充実したホテルが並び、公衆浴場もあります。マケドニア通りを公衆浴場に向かって進み、公衆浴場よりさらに奥に進むと、温泉がくめる泉もあります。スパ施設を完備した建物が多いので、サンダンスキで一泊してリラックスする旅をするのも良いかもしれません。







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