フェルメールを巡る旅


 17世紀はオランダ芸術が世界で最も賞賛され、オランダ黄金時代と呼ばれます。そして、この時代を代表するオランダ画家がフェルメールとレンブラントです。

2019年はレンブラント没後350年ということでオランダでは様々なイベントが行われていますが、オランダ旅行ではフェルメール作品も欠かせません!日本ではフェルメール展が先日まで東京で、現在大阪で開かれ、多くの作品が日本で観られますが、「真珠の耳飾りの少女」などの有名作品はオランダでしか観られません

そこで今回はオランダでフェルメール作品がご覧いただける場所をご紹介します。

現存するフェルメール作品は専門家によって意見が違い数は前後しますが、35点程度と言われています。他の画家に比べて、その数は少なく、「寡作の画家」とも呼ばれます。その中で7点もの作品がオランダで観ることができます。

①アムステルダム国立美術館

アムステルダムにあるオランダ最大規模の美術館。17世紀のオランダ絵画を中心に中世から現代に至る幅広いコレクションを誇ります。「牛乳を注ぐ女」「小路」「青衣の女」「恋文」の4作品をご覧いただけます。




②マウリッツハイス美術館

デン・ハーグにある1822年に王立美術館として開館した美術館。オランダ総督ウィレム5世、その子のオランダ初代国王ウィレム1世の収集がこの美術館のコレクションの中核となっています。「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」「ディアナとニンフたち」の3作品をご覧いただけます。




③フェルメール・センター・デルフト

フェルメールが生涯のほとんどを過ごしたデルフトにある博物館。中世の頃、デルフトの芸術家は皆「聖ルーカス組合」に所属することになっており、フェルメールも理事を務めました。その組合があった建物を再利用し、2007年に開館しました。フェルメール作品だと考えられる全ての作品を原寸大の写真複製で展示しています。本物ではないもののフェルメール作品全てを一度に観られるのは世界でここだけです!また2階のアトリエではラピスラズリなどのフェルメールが使った顔料や巧みに使われる遠近法の解説など、フェルメールの絵画について深く学ぶことができます。



またデルフトには彼の風景画「デルフトの眺望」「小路」に描かれた場所がありますので、絵画を見た後に、ここを訪れてみるのも良いでしょう。

   


フェルメール作品に表現される、日常の美、またその光の表現の巧みさには息をのみます。オランダでフェルメールの魅力に触れてみてはいかがですか?

☆フェルメールに関するツアー

画家フェルメールに思いを馳せる旅 5日間 ~アムステルダム・ハーグ・デルフト~

 







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