ヨーロッパ文化遺産の日で特別な旅を


 フランス、またその他のヨーロッパの国々では毎年9月の第3週の週末を「ヨーロッパ文化遺産の日」として、普段は公開されていない歴史的建造物や文化財、政府機関、企業の舞台裏を無料または割引で見学することができます。



1984年にフランス文化省によって開かれた「Journées Portes ouvertes des monuments historiques(歴史建造物の一般公開の日)」がきっかけとなり、ヨーロッパ全体に広がり、今では欧州評議会と欧州委員会の合同イベントとなっています。

フランスでは36回目となる2019年の開催予定日は9月21日(土)、22日(日)です。フランス全土で約17000以上の施設が一般に開放され、約26000のイベントが開かれる予定です。

このようなイベントが始まった理由は、普段文化遺産に親しみがない人、特に若い世代にかけがえのない文化遺産の大切さを知ってもらい、世代を超えて長きにわたって保護してもらおうというものでした。「古いものを大切にし、それを受け継ぐ」というフランスならではの考え方です。見事にこれは成功をおさめ、フランスではこの日毎年約1200万人の観光客が訪れます。




特にパリにある大統領官邸・エリゼ宮は人気があり、一日に2万人ほど訪れ行列必至となります。パリではその他にパリ市庁舎や国会議事堂が一般公開され、またパリ国立オペラ座バレエ学校でのガイド付きツアーやパリ地下鉄運営会社・RATPではパリ案内や地下鉄の歴史のショートフィルムを無料で上映します。



フランス旅行をお考えの方は是非この機会に!特別な体験ができること間違いありません。すでに「ヨーロッパ文化遺産の日」に行ったことがあるという人も違う文化遺産を見に行くチャンスです。お見逃しなく!
 







ヨーロッパ周遊旅行の専門店 ユーロエクスプレス
ユーロエクスプレス

  • フランス
  • ヨーロッパ
  • 文化遺産
  • 一般公開
  • 欧州
  • パリ
  • エリゼ宮
  • パリ市庁舎
  • 国会議事堂
  • オペラ座バレエ
  • RATP
  • 遺産