ポップでキッチュなポルトガルのお土産


 

可愛らしい街並みのポルトガルには、可愛らしい雑貨もたくさんあります。
あれもこれもと買い込んでいるうちに、帰りの荷物が重量オーバーになりそうです。そんな、どこか人を惹きつけてやまないポルトガルの小物たちを紹介します。

アズレージョ、陶磁器
アズレージョとは、上薬をかけて焼いた装飾タイルのことで、ポルトガルでは教会の壁や天井、住宅、駅舎などアズレージョを目にする機会はとても多いです。ルトガルで生産される陶器はその地方独特の絵柄や色合いがありますが、中でもアレンテージョ地方のモチーフは、花や鳥などハッピーなものが多いのでお土産にするのもお勧めです。ひとつひとつ職人さんによる手作りなため、世界でひとつのカップやお皿が手に入ります。とはいえ、元のお値段もそれほど高いものでもなく、店先でワゴンセールを開催していることも多いです。


ポルトガルでは日本のように網焼きにした魚にオリーブオイルと塩で簡単に味付けをして、レモンを絞って食べる習慣があります。そんなポルトガルの食卓にはイワシがよく並びます。イワシはアズレージョのモチーフにもよく使われていて、ポルトガルの人々のイワシ愛が垣間見れるようです。本物に似せたものからタイル柄に装飾されたものまで、色々なイワシがありますので集めてみるのも楽しいかも知れません。


そして、ポルトガルには世界的な陶器ブランドのボルダロ・ピニェイロもあります。キャベツモチーフの立体的なお皿や入れ物を目にしたことがあるがあるかも知れませんね。
ボルダロ社の工場は、リスボンから北に約80キロのカルダス・ダ・ライーニャという温泉と陶磁器で有名な町にあります。安く陶磁器をゲットできる場所なので、ボルダロ社の食器を購入したい方は立ち寄ってみて下さい。

石鹸
日本に石鹸を持ち込んだのは、16世紀に交易のあったポルトガルの交易船だといわれています。ポルトガルでは石鹸のことをシャボンと呼びますので、日本で昔使われていた石鹸の呼び名、「サボン」はポルトガル由来なのですね。日本とポルトガルのつながりを感じます。
中でも1887年創業のクラウスポルト社は、原材料やパッケージにこだわりを持ち「香りの宝石」と呼ばれる石鹸を販売しています。発売当初から工場に国王の訪問を受けたり、国際的な博覧会で金賞を受賞したりとその品質はお墨付きです。
リスボンに次ぐポルトガル第2位の都市ポルトにあります。ポートワインでも有名なポルト、訪れた際には是非、本店にも寄ってみてください。


エッグタルト
ポルトガルが起源で、統治していたマカオでも有名なスイーツになったエッグタルト。起源は18世紀以前まで遡るそうです。当時のジェロニモス修道院の修道女たちによって作られたのが始まりだと信じられていて、今では修道院に隣にパステイス・デ・ベレンというエッグタルトで有名なお店があります。外はサクサク、中身はトローリで甘さ控えめの逸品です。1個から買うこともできるので、食べ歩きして舌と目で街を堪能するのもいいですし、併設のカフェで飲み物と一緒にできたてをいただくのもおススメです。
ポルトガルには他にもカステラの由来となったパン・デ・ローなど、卵を使った焼き菓子が豊富にあります。毎日違うお店の味の食べ比べをしたら、帰国する時に重くなるのはスーツケースだけでは済まなくなりそうです。











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