ロシア人も知らない? 洞窟教会


一体誰が大昔に出来上がった崖に洞窟を掘り、教会を建てたのかについて、いまだにはっきりとしたことが分かっていない。

ウクライナとの国境線に近いヴォロネジ。そこから車で2時間ほど揺られるとコストマロヴォに到着します。
ここはモスクワから黒海のクラスノーダルまで続くM4幹線道路の中継点でもあり、航空機生産などの産業も盛んな都市です。
さて、そこから更に車で2時間進むとコストマロヴォの洞窟女子修道院に到着します。



な、、何もない、、
お目当ての修道院以外には殆ど何もありません。(レストランも!)

石灰岩をくり貫いて作られたこの教会は誰が作ったのか、その起源は謎のまま。
1917年のロシア革命による宗教禁止で一時は閉鎖されたものの、ひそかに運営され続け、独ソ戦では近隣住民のシェルターにもなったのだとか。現在は正教会として運営されていて、夏は洞窟内部の救世主教会で、冬は地上地上の生神女イコン教会で祭事が行われる。

特徴的なのはイコン画で、外の岩壁に直に描かれています。とても精緻なイコン画です。



革命軍による宗教弾圧があったため、イコン画の中には銃弾が撃ち込まれたものもあり、これは教会内部で見ることが出来ます。

 
コストマロヴォのHP(露語のみ)→こちら










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