ベルギー

ベルギーの首都ブリュッセル。その中心にあるグランプラスは、「世界で最も美しい広場」と言われており、世界遺産にも登録されています。グランプラスを中心に、ヨーロッパ最古のショッピング・アーケード「ギャラリー・サンチュベール」、ブリュッセルのアイドル小便小僧、チョコレートショップで賑わうグランサブロン広場、ベルギー美術の傑作を鑑賞できる王立美術館やマグリット美術館、幾種類ものベルギービールを味わえるビアカフェ、ムール貝などのベルギー郷土料理を出すレストラン、あちこちで見かけるワッフル店など・・・ 楽しみ方は無限です！

ブルージュは、北のベニスとも呼ばれる美しい水の都。「天井のない美術館」とも称される旧市街全体が、世界遺産に登録されています。街中に張り巡らされた運河、「愛の湖」公園、煉瓦作りの可愛らしいお家、伝統的なボビンレース、世界遺産の鐘楼、同じく世界遺産のベギン会修道院など、見所満載です。

アントワープは『フランダースの犬』の舞台として有名ですね。
世界遺産に登録されているノートルダム大聖堂には、アントワープで活躍した画家ルーベンスの傑作が4点所蔵されており、『フランダースの犬』の中で少年ネロが一目見たいと切望した絵画も観賞することができます。ルーベンスの邸宅兼アトリエだった建物は、「ルーベンスの家」として一般公開されています。
ヨーロッパで最も美しい駅・アントワープ中央駅や、2015年で築450年を迎えたアントワープ市庁舎も必見です。ファッションの街という側面も持っており、おしゃれなお洋服や雑貨などを取り扱うお店も多くあります。

ゲントの街はレイエ川とスヘルデ川の合流地点に広がっており、中世と現代の建物がうまく調和して共存しています。ブルージュ同様、鐘楼とベギン会修道院は世界遺産に登録されています。
ゲントでぜひご覧いただきたいのが、聖バーフ大聖堂に所蔵されている祭壇画『神秘の仔羊』（ファン・アイク兄弟作）。2017年までの予定で現在修復作業中ですが、修復作業中でない部分（約3分の2）は、引き続き聖バーフ大聖堂に展示されています。

フランス

ドイツとの国境沿いにあるアルザス地方は、様々な面でドイツの影響を見ることができます。それもそのはず、何世紀にも渡ってフランス領とドイツ領を行ったり来たりしていた歴史があります。地元の人々が話すアルザス語はドイツ語の方言ですが、フランス語から取り入れられた単語も多くあります。木組みの可愛らしい家からは、ドイツの香りを感じます。食文化の面でも、繊細なフランス料理とは違い、ドイツ料理のような豪快さがあります。

アルザス地方の中心はストラスブール。古代ローマ時代より交通の要衝として栄え、今も欧州の中心として活気を見せる街です。文豪ゲーテが絶賛したノートルダム大聖堂や、旧市街の「プティット・フランス」など見所たっぷりです。

コルマールはライン川上流地区の小さな街。メルヘンチックな中世の街並みが残っており、ジブリ映画『ハウルの動く城』の舞台にもなりました。イタリアのヴェネチアを彷彿とさせる運河沿いの旧市街「プティット・ヴニーズ」やウンターリンデン美術館などは、一見の価値ありです。

アルザス地方は美食の面でも有名です。ミシュラン星付きレストランがフランスで最も多いのもこの地方です。南北およそ170kmにも及ぶワイン街道があり、美しい葡萄畑の中に、可愛らしい小さな村が点在しています。香り豊かなアルザスワインもぜひご賞味ください。

花の都パリは、クリスマスの時期はいつにも増してロマンチックな雰囲気になります。イルミネーションに彩られた美しい街並みにうっとり。ハネムーンのご旅行にもお勧めです。

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＊画像はイメージです。実物とは異なります。