Y夫婦のバルト三国旅行記


我々は、6月17日ヴィリニュスに入り、27日タリンから帰国という10泊のバルト三国旅行に出かけました。スカンジナビア エクスプレス様には、基本的にホテルと5名のプライベートドライバーによる拠点間移動をアレンジして頂き、結果、現地で何のトラブルも無く楽しく過ごすことが出来ました。リトアニアとラトビアはカンパニーカーで白シャツ、黒ズボンの男性ドライバー、但しエストニアではウーバーなのか、個人カーと私服の2人の女性ドライバーでした。しかし全員、英語とロシア語が出来、時間前待機等、マナーには全く問題有りませんでした。

さて本題の旅行記ですが、主要都市や観光スポットについては既に幾多の記事があるので、ここでは、担当の方に紹介されて訪問した、ラトビアのケメリとエストニアのラヘマーの2つの国立公園について記すことにします。

ケメリ国立公園(Kemeri National Park)は、リガの西、避暑地で有名なユールマラから10kmほど離れた所に有り、鉄道のケメリ駅を始点とした、長短1km~20km位の10箇所以上の無料のトレイルからなる、野鳥と昆虫の自然森林公園です。しかし、どのトレイルの入り口も駅からは3km以上離れており、インフォメーションセンターも同じく3km位離れています。
我々は、まずユールマラのインフォセンターで地図と情報を貰い、勧めに従ってBoardwalk(3.4kmの森林と湿原)、それから町内にあるHistorical Walk(ロシア時代の建物が残る3kmの行程)、最後にケメリのインフォメーションセンターにあるForest Trail(硫黄が湧き出ている森1km)を歩きました。まず最初のトレイル入り口までドライバーさんに送って頂き、その後全行程が終わる頃に電話して、最後のトレイルの入り口に迎えに来て頂くことができました。トータル11kmのハイキングでした。
駅および周りの町は小さな住宅地で、レストランどころかカフェーもありません。スーパーが1つあるだけで、我々はそこの自動販売機で飲み物を買い道路脇の公園のベンチで休息するのがやっとでした。ただしBoardwalkの景色は北欧の森林地帯のようで、松、もみの木、白樺等の針葉樹の森と澄みきった泉に囲まれていて、山が無いせいか360度地平線が見渡せる素晴らしいものでした。残念ながら鳥には遭えませんでしたが、公園に行くまでの道中で、突然道に出てきたコウノトリとのニヤミスがありました。コウノトリは畑に立っているところや飛んでいるところを幾度か見る事が出来ました。
その間、トレイル内では誰にも会いませんでした。入り口の駐車場等で4,5組位の人々に会いましたが、言葉からして全て現地のカップルや家族で、車でピクニックに来ていたようでした。帰り道を歩いていると、次々追い越されてゆき、期待したのですが誰も声をかけてはくれませんでした。




ラヘマー国立公園(Lahemaa National Park)はタリンの東1時間弱のドライブで到着する、ケメリ同様無料の森林公園で多くのトレイルがあります。又ここは公園内に500以上の旧荘園(Manor House)があり、そのうちの幾つかは、ホテルや博物館として公開しています。
我々が泊まったVihula Manor Houseもその1つで、当日はミッドサマーと言うこともあってか、観光客で満室でした。野外コンサートも有り、宿泊客ばかりか、チケットを購入した地元の人々も多く集まっていました。我々を含め観光客は早々に引き上げましたが、多くはかがり火の下、深夜まで(と言っても明るいですが?)大声で合唱を続けていました。
このホテルの周囲には1時間弱のトレイルがあり、羊の群れを見たり、鳥の声を聞きながらゆっくり散歩ができました。





公園では192cmの現地エストニア人ガイドさんに連れられ、詳しい説明を受けながら効率よく種々なトレイルを歩クコとができ、ここでは英語、ドイツ語、ロシア語など種々の言葉の人々とすれ違いました。彼は大相撲の把瑠都とは隣町繋がりだそうで、把瑠都は今、町に戻っており、近い将来政治家になるとのうわさがあるそうです。
Altja Trail(バルト海岸の森)、Beaver Trail(ビーバーの生息する地域。巣はありましたが姿は見れませんでした)。Viru Bog Tail(湿原地帯)、Oando Trail(歴史地区)等です。ここにはWorld Forest Sonametsというボードと記念樹があり、これは国の独立と言論の自由を森に感謝するジャーナリストの活動の記念だそうです。
想定どおりベリーは時期尚早、小さな青い実の状態で、8月中旬以降が収穫時期だそうです。池には魚はいませんでしたが、無数のおたまじゃくしが泳いでおり、一部は既に小さな蛙になっていました。





北米等では国立公園は有料で、その収益でレインジャーによる管理・保全が行われています。一方、これらの国では国立公園は無料、管理は誰がしているのかと思って見ると、管理者の胸にはポリスのバッジがありました。遊歩道や展望台、倒木の処理など種々の管理は税金で賄われているようです。ちなみに消費税は20%だそうで北欧並みに高いです。

いろいろ有りましたが、西欧とは又違った趣を大いに満喫してきました。
ありがとうございました。


Staff Comment
お帰りなさいませ。
ご相談のときからハイキングにこだわっていらっしゃいましたが…
バルト三国で思いっきり楽めたようで、大変嬉しく思います。
ケメリ国立公園とラヘマー国立公園の貴重な情報をありがとうございます。
とても臨場感があり、現地の状況が把握できました。
高台のような場所から撮影した写真は、まさに鳥の目線のようですね。
6月の季節にはピッタリの清々しさが感じられます。
コウノトリやカエルなど素朴な感じがまた良いですね!
自分のペースで自然を堪能できるところがこの辺りの魅力だと思います。
管理が税金で賄われているというのも北欧に近い国ならではですね。
秋の紅葉の時期も素敵そうですね~!
ぜひまた違った時期に行ってみてください。







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