スプリットを拠点に3島巡りの旅


もうすぐハイシーズンのクロアチア。
夏のハイシーズンは世界中からの旅行者で溢れかえると聞いたので、少し時期をずらし、5月中旬に滞在してきました。

今回で2回目のクロアチアですが、どんどんはまっていきます。
前回はザグレブからドブロヴニクまで、クロアチアのハイライトを忙しなく周りましたが、やはりアドリア海の素晴らしさをもっと堪能したいということで、今回は『離島』を目的に行ってきました。

旅程はというと、

スプリット~フヴァル島 1泊
フヴァル島~スプリット 1泊
スプリット~ブラチュ島 1泊
ブラチュ島~スプリット~ヴィス島 1泊
ヴィス島~スプリット

ゆっくりと周りたかったので、全ての島で1泊ずつしてきました。
ハイシーズンと違い、フェリーの運航本数が少ない為にスプリットで経由をしましたが、島~島への移動もあるようです。

まず最初に驚いたのが、フェリー乗船料の安さ。



片道で4ユーロしない程なので、往復でも約¥1,000で行けてしまいます。
1時間~2時間半程の乗船で着いてしまいますし、甲板に出て景色を眺めたり、日焼けなどもできるので、すごく快適でした。



最初の目的地は『フヴァル島』。



この島は日本人の方にも結構知られていて、世界遺産にも登録されています。
島の1番の魅力はなんと言っても、のんびり。
温かい日差し、澄んだアドリア海、夕日を見ながら飲むワインとシーフード。
本当に日々のストレスが解き放たれていくような感覚を体験しました。



世界遺産のスタリー・グラードはというと、他の世界遺産に比べて特に『すごい!』といった印象はありませんでしたが、大昔から残されている石積みを見ると、既に昔から素晴らしい技術があった事が分かります。



この島が人気の理由の一つとして、天気があります。
365日中、300日が晴れと言われ、雨もそんなに長く続くことがないというこの島は、旅行者にとってはありがたいですね。



島内のレストランにも日本語メニューを置いている店があるほど、日本人観光客の数も増えているようです。




1度スプリットで夜を過ごし、次に向かったのは『ブラチュ島』。



ここはハネムーン(新婚旅行)やウェディングでおススメのクロアチアで最も美しいビーチといわれる『ズラトニ・ラット=黄金の角』があります。



潮の満ち引き等により、先端の形が変わるこの岬は、松林の緑、砂浜の白、そこから始まるアドリア海の青のグラデーションがすごくきれいです。



ここで宿泊したホテルでは、部屋のバルコニーからも『黄金の角』を確認できましたし、すごく優雅な時間が流れていました。





早朝にブラチュ島を出て、スプリットでフェリーを乗り換えて最終目的地『ヴィス島』へ。
最近特に認知度が上がってきた『青の洞窟』へのツアーが出ている島です。
実は私はこの島が一番のお気に入り。
フェリーが着くのはヴィスという町ですが、今回滞在したのはコミジャ(コミザ)という町。



歩いて30分もあれば町全体を周れてしまう程小さな町ですが、すごく可愛らしい町で、ゆったりと流れる時間の中、海沿いのレストランでビールを飲んだりワインと食事を楽しんだり、アイスクリームを食べながら散歩したりと、東京の喧噪とは真逆にある島でした。



残念ながら波が高く、『青の洞窟』に行く事はできませんでしたが、再訪の意思を固めるいいきっかけになったと思えば、そんなにショックはありません。
絶対にまた行きたい場所です。

最後に、クロアチアの魅力は町の観光だけでなく、やはり300以上もある島を訪ねることもアドリア海の楽しみ方の一つだと思いました。
次は是非ボートを借りて、様々な島巡りや、アドリア海の上でリラックス・・・そんなことをやろうと決めました。






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