
3月1日から2日間、ローマに滞在しました。
1日目はヴァチカン美術館へ行きました。
ヴァチカン美術館には、24もの美術館や博物館、ギャラリー、礼拝堂などが集まっていて、全てをじっくり見るには1週間かかると言われています。
その日は3時間しか時間がなかったので、最低限見ておくべき作品の場所をガイドブックで調べてから行きました。
ピオ・クレメンティーノ美術館、大燭台のギャラリー、タペストリーのギャラリー、地図のギャラリーを経て、ラファエロの間へ入ります。
日本の美術館の場合、柵があったりして作品に近づいて見ることができない場合が多いですが、ここでは教科書に載っているような大作が、手の届きそうなほど間近で見ることができました。
最後のシスティナ礼拝堂には、ミケランジェロの「最後の審判」があります。
天井に隙間なく描かれた人物達は、今にも動き出しそうなくらい迫力がありました。
礼拝堂から外へ出て、直接サン・ピエトロ大聖堂へ行くことができます。
中に入ると、まず建物のスケールの大きさに圧倒されます。
ここではミケランジェロの傑作「ピエタ像」を見ることができます。


この彫刻は、十字架から降ろされたキリストを聖母マリアが抱く姿を表しています。
ミケランジェロはこの作品を、なんと24歳という若さで完成させたそうです。
外に出ると、すっかり夜になっていました。
ライトアップされた大聖堂がとてもきれいでした。


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