極上の音色を楽友協会で♪
ウィーンを代表するコンサートホールで、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地「楽友協会(Musikverein)」。2020年に創立150周年を迎えます。世界最高峰の音色を響かせる「黄金のホール」と「ブラームスホール」で、コンサート鑑賞はまさに極上の体験!
ウィーン・フィルハーモニーによる定期演奏会は、会員優先でチケット入手は難しいですが、その他の楽団のコンサートは入手可能です。ご旅行に合わせて、楽友協会の黄金のホールでクラシックコンサートを鑑賞してみませんか? 日程に合わせてプログラムをお調べいたしますので、ご興味あれば、お知らせください。
Photo Musikverein©Austrian National Tourist Office, Photographer Sebastian Burziwal
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート
毎年元旦に、楽友協会「黄金のホール」で華やかに開催されるウィーンフィルのニューイヤーコンサートは、世界90か国以上に放送され5億人が視聴します。シュトラウス一家(ヨハン1世、2世、ヨーゼフ、エドゥアルト)のワルツやポルカを聴いて、お正月を感じられる、クラシック音楽ファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オーストリア・エクスプレスでは、毎年コンサート鑑賞チケット付きのプランをご案内しております。チケットは高額ですが、確保できますので、ご検討のお客様はお早めにお問い合わせください。
シルヴェスター(大晦日)のウィーン旧市街では、シルヴェスター街道や市庁舎前広場で、昼夜さまざまなイベントが開催されます。新年の訪れを迎える零時には、市庁舎前広場やプラーターで大規模な花火が打ちあがり、歓喜の声が沸きあがります。
ウィーンで素敵な1年の締めくくりを☆彡 思い出深い年越しになるでしょう。
宮殿&城塞コンサート
気軽に楽しめる宮殿や城塞でのコンサート。豪華な飾りや美しい壁画に囲まれて、雰囲気たっぷりのコンサートをお楽しみいただけます♪ ウィーンとザルツブルクの人気の高いコンサートをご紹介します。お客様の日程に合わせて、コンサートをご案内いたします。
【ウィーン】
☆シェーンブルン宮殿
世界遺産シェーンブルン宮殿内のオランジェリーでモーツァルトとヨハン・シュトラウスの名曲が気軽に楽しめます。 毎日開催。20時半~ 開演時間の異なる公演もあります。
☆ウィーン王宮(ホーフブルク)
選び抜かれた演奏家やソリストで構成されるウィーン王宮オーケストラ(ホーフブルク・オーケストラ)。その一流の演奏を王宮内の豪華な広間(レドゥーテンザール・フェストザール)で堪能できます。皇帝の住居だった王宮でのコンサートですので、素敵な夕べになるでしょう♪ 通年不定期開催。20時半~
☆クアサロン・シュトラウス・モーツァルトコンサート
市立公園にあるヨハン・シュトラウスゆかりのクアサロンで開催。ワルツやポルカのほか、オペレッタやピアノ協奏曲なども演奏されます。バレエダンサーも登場♪ サロン室内楽団アルト・ウィーンが演奏。毎日開催。20時~
☆ウィーン・モーツァルトオーケストラ
演奏者が18世紀のモーツァルト時代の豪華なコスチュームに身を包んで演奏するコンサートです。気軽に18世紀にタイムスリップできます♪ 通年不定期開催。20時15分~ *日程によりコンサート会場が異なります:ウィーン楽友協会、ウィーン・コンツェルトハウス・ウィーン国立歌劇場など
夏期は、ウィーン国立歌劇場は休業となります。楽友協会では、夏期は毎晩ウィーン・モーツァルトオーケストラの楽しい公演となります。
【ザルツブルク】
☆ホーエンザルツブルク城塞の室内楽コンサート
ザルツブルクの夜景を眼下に楽しめます。900年の歴史を誇るホーエンザルツブルク城塞でのコンサート。ザルツブルク・モーツァルト室内オーケストラまたはザルツブルク・モーツァルト・アンサンブルが演奏。モーツァルト有名な曲が中心ですが、ヨハン・シュトラウスとハイドンなども演奏します。毎日開催。ディナー付きプランもあります。ディナーをいただいた後にコンサートとなります。
☆ミラベル宮殿クラシックコンサート
606年に大司教ヴォルフ・ディートリヒが愛人と子ども達のために、、ホーエンザルツブルク城を望む地にミラベル宮殿を建立。2階にある壮麗な大理石の間は、モーツアルト親子が演奏した壮麗な大理石の間でコンサートをお楽しみいただけます。通年不定期開催。
☆聖ペーター教会(シュティフツ・ケーラー・ザンクトペーター)モーツァルト・ディナーコンサート
創業803年、ヨーロッパ最古のレストランのシュティフツケラー・ザンクト・ペーター(Stiftskeller St. Peter)。 キャンドルライトの中でモーツァルトの名曲をお楽しみ下さい。音楽家達は当時の衣装をまとい、モーツァルトの時代の雰囲気を楽しめます。演奏はディナーの合間に行われます。 ザルツブルク・アマデウス楽団は2人の歌手、5人の音楽家で構成され、モーツァルトがザルツブルクで作曲した音楽を中心に演奏。プログラムは「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」、「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」など。ディナーは17世紀から18世紀の伝統的なレシピに基づいて調理されたコース・メニューです。通年不定期開催。
オーストリア旅行の素敵な思い出に、コンサート鑑賞をおすすめいたします♪
Photo Vienna Residence Orchestra©WRO
国立歌劇場(オペラ座)
音楽の都ウィーンを象徴する国立オペラ座。9月~6月までのシーズン中、60を超えるオペラやバレエの作品が300回以上公演されています。
1869年、皇帝フランツ・ヨーゼフとエリザベートの臨席の下、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」でこけら落しをしました。歴代の総監督にはグスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウス、ヘルベルト・フォン・カラヤンも就任しています。2002年から10年は小澤征爾が音楽監督を務めました。
また、パリ・オペラ座のエトワールを23年間務めたマニュエル・ルグリが2010年、同劇場が本拠地のウイーン国立バレエ団の芸術監督に就任。ルグリの監督就任後、ウィーン国立バレエ団とフォルクスオーパー・バレエ団が統合され、世界トップレベルのカンパニーになりました。ウイーンでは、一流のコンサート・オペラが楽しめますが、バレエのご鑑賞もおすすめです。
フォルクスオーパー
フォルクスオーパーは、ウィーンっ子に親しまれている劇場で、オペラ、オペレッタ、ミュージカル、バレエ、コンサートと多彩なプログラムを上演しています。モーツァルトの「魔笛」やミュージカル「マイ・フェ ア・レディ」、バレエ「真夏の夜の夢」など、レパートリーも豊か。国立歌劇場に次ぐウィーンで2番目に大きな歌劇場で、毎年9月から6月までのシーズン中に約30のプログラム、約300回公演しています。
ヨハン・シュトラウスやフランツ・レハール、エメリッヒ・カールマンなど、軽快な旋律で変化に富むオペレッタのメロディー。主要なオペレッタやミュージカル上演の際には、英語字幕が付けられます。旅の思い出に、ウィーン子と一緒に鑑賞してみませんか?
Photo Volksoper©Austrian National Tourist Office, Photographer Christian Kremser
ウィーン少年合唱団
ウイーン少年合唱団は、1498年に皇帝マクシミリアン1世により、王宮礼拝堂少年聖歌隊として創立された実に500年の歴史を誇る合唱団。現在6歳から14歳のメンバー約100人が4つの組(ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナー)に分かれ活動。各組は毎年9から11週間の世界ツアーを行い、4組合わせて年間300コンサートを行っています。
アウガルテンはウイーン中心部の北側にあり、かつての王家の狩猟用城館と美しい庭園。現在、アウガルテン宮殿はウイーン少年合唱団の寄宿舎兼校舎となっております。2012年には合唱団専用の劇場ムート(MuTh=Musik und Theaterの略)が建設され、ほぼ毎週金曜の17時からウイーン少年合唱団が出演しています。同公園内のアウガルテン磁器工房(併設の美術館やレストランも)もおすすめです。
また、毎週日曜日の9時15分から、王宮礼拝堂のミサでウイーン少年合唱団は王宮礼拝堂楽団と共に美しい教会音楽を奏でています。こちらは、伝統のある格式高いミサ。チケットは金曜日11時から13時と15時から17時、日曜日8時から8時45分に王宮礼拝堂窓口で購入できます。
オーストリア・エクスプレスでもご旅行に合わせてチケット手配をしておりますので、ご興味あればお知らせください。
Photo Winer Saengerknaben©Kunst & Kultur - ohne Grenzen, Lukas Beck
音楽の都ザルツブルク
モーツァルトの生誕地「ザルツブルク」には世界中からモーツァルトファン、音楽ファンが集まります。
夏に開催される「ザルツブルク音楽祭」は、劇作家マックス・ラインハルトと詩人ホーフマン・スタール、作曲家リヒャルト・シュトラウスの3人の協力の下、1920年に誕生しました。戦後1956年に総監督に就任したカラヤンの功績により、世界屈指の音楽祭となりました。
ザルツブルクでは、1月下旬~2月始めの「モーツァルト週間」も人気ですが、年間を通して約4,000もの様々な音楽祭や演奏が開催されています。大自然の中、1年を通じて音楽を楽しむことができます♪ ご興味あればお気軽にお問い合わせください♪
Photo Mozart Dinner Concert, St. Peter Stiftkulinarium©Salzburger Konzertgesellschaft
夏の湖上コンサート(ブレゲンツ、メルビッシュ)
ブレゲンツ音楽祭は1946年に誕生♪ ボーデン湖上に設営された舞台で、毎年夏の1ヶ月間大規模なオペラやミュージカルが上演されます。演目は2年連続です。ドイツ、スイス、オーストリア、その他各国から聴衆が集まる有名な夏の風物詩となっております。
ブレゲンツは、ドイツ、スイスと国境にあるボーデン湖岸の街。街のマルティン塔の101段の階段を上るとボーデン湖やブレゲンツ市街が見渡せます。お天気がよければ、登山列車プフェンダーバーンに載乗って山上駅へ。美しいボーデン湖や湖岸の小さな町のみならず、スイスやドイツアルプスの山々の眺望が楽しめます。スイスのチューリッヒからは鉄道で約1時間半。ドイツのミュンヘンからも約2時間半とお隣の国からもアクセスが便利です。
メルビッシュ音楽祭はウィーンから南東へ60km、ハンガリーとの国境にある世界遺産ノイジィードラーゼー湖畔の町「メルビッシュ」で毎年夏に行われる湖上音楽祭です。1957年誕生の由緒あるオペレッタの音楽祭です。列車でのアクセスは不便なので、ウィーンから専用車を手配いたします。
夕日をシルエットに、湖上ステージでの大規模なオペラやオペレッタの観劇は、忘れられない美しい思い出になることでしょう。オーストリア・エクスプレスでは、湖上音楽祭のチケット付きのプランを毎年ご用意しております。ご興味あれば、是非お問い合わせくださいね。
Photo Bregenz Festival 2022 Madame Butterfly by Giacomo Puccini©Vorarlberg Tourismus, Photographer Michael Kemter