スパ(SPA)と聞けば温泉や療養地がすぐ思い浮かびますよね。
日本人にはよく聞き慣れた言葉です。
そんなスパの語源となった場所がベルギーにあります。
その名も「スパ(spa)」。ベルギー東部アルデンヌの森に囲まれています。
ベルギーではよく見られる飲料メーカー「SPA」もここで沸く水をボトリングしたものです。TDS(総溶解固形分)と硬度が非常に低く、さっぱりした爽快感が好まれています。
ここスパは古くからミネラル豊富な温泉地として使われていて、ロシアのピョートル大帝やヴィクトル・ユーゴーなどの数々の著名人が療養に訪れたことでも知られています。特にピョートル大帝はここスパで病気を治し、その後スパの評判が一気に上がったそうです。
現在でも水質と景観を守るために、スパの人々は周辺の森林を今でも大切に管理しています。またスパでは空気も非常にきれいなことから、「美しい星が見える」と多くの人々から評価されています。
またスパでは温泉施設だけでなく、F1のサーキットもあり、世界中から人が集まる観光地です。
ここで必ず訪れたいのが巨大温泉施設「Thermes de Spa」です。日本の温泉施設とは違い、っ水着を着用して入る温水プールに近い施設です。ここには温水プールだけではなく、サウナや露天バス、トリートメントなどもあり、保養施設として完備されています。
またスパでは源泉がたくさんあり、体に良い様々な源泉を飲み比べるのも楽しいでしょう。
温泉が大好き!ヨーロッパの温泉を試してみたい!ゆっくりと旅行を楽しみたい!という方に是非訪れて頂きたい美と癒しの水の町・スパ。次の旅行先にいかがでしょうか?