シチリア州最大の都市パレルモ。人口68万人を数え、商工業の中心地の港町でもあります。アラブやノルマンの侵略の影響もあり、アラブ・ビザンチン・ラテン様式を融合した建築はパレルモ最大の見どころ。魚介が豊富で豊かな食材を使ったアラブの影響を受けている料理やジェラート発祥の地でもあるパレルモは食の宝庫。

2013年に世界自然遺産に指定されたエトナ山を擁し、シチリア島にてパレルモに続く、シチリア第二の都市のカターニャ。気温が40度近くまで上がることもありシチリアで一番暑い町としても有名。夏の期間よりもシチリアの他の町に比べて、降水量が少なく天気が良い冬に訪れるがおススメ。

紀元前8世紀にギリシャ人植民地が建設された古代都市シラクーサ。今もこの街にはギリシャ劇場、ローマ劇場など当時の遺跡や、後に教会に改修されたアテネ神殿跡がみられるドゥオーモなど、その後次々とシチリア島を支配した文明と歴史の跡が数多く残っています。

1997年に世界文化遺産に登録されたアグリジェントの遺跡地域。紀元前6世紀からギリシャ植民地として、古代地中海世界の重要都市のひとつとして栄え、威厳あるドーリア式神殿がいくつも街に建てられ、アグリジェントの覇権を誇示していました。それらの20近くの神殿遺跡群が、アーモンドの木や果樹の広がる丘に、今も「神殿の谷」とよばれ残っています。

青く輝くイオニア海とエトナ山を一望する風光明媚な保有地、タオルミーナ。類いまれな景観が魅力的でイタリアきっての高級リゾート。