アイスランド 氷の洞窟


「ブルーラグーン」や「ゴールデンサークル」など自然を満喫できる国アイスランドを耳にしたことがあると思います。その中でも、スーパーブルーと呼ばれるアイスケイヴ(氷の洞窟)の素晴らしい景色について紹介したいです。

世界には「塩の洞窟」など驚きの洞窟がありますが、アイスランドには青く輝く氷の洞窟があります。アイスランドにある氷河の一部で、一般的な土で出来た洞窟とは違い、壁が全て氷で出来ている洞窟のこと、アイスケイヴは11月から3月末までの冬の時期にのみ一般開放されています。ヨーロッパ最大級の氷河ヴァトナヨークルは、アイスランドの南東にあり、アイスランドでは最大の氷河であり、広さは8100平方キロメートルで国土の8%を覆っています。首都レイキャビックから車で約5時間の距離です。この氷河の近くまでは舗装された道路があり、普通の車でも行けますが、アイスケイヴまで行くとなると大型のジープが必要になります。そのため、ツアーに参加されることをオススメします。

ジープで未舗装の道無き道を進んで行き、その後徒歩で数分行くと、目の前にヴァトナヨークル氷河が見えてきます。圧倒的な規模に驚くこと間違いなし!一面全てが氷です。入口すぐの部分は氷の層がまだ薄いので、透き通った水色です。天井はとても低く、腰を丸めて中に入れば、氷は平べったくはなく、流線型でウネウネと蛇行しています。表面に見える黒いものは火山灰です。

そして奥に進むと氷の層が厚くなり、それに比例して青色が濃くなります。急激に冷やした氷には気泡が混ざるので、太陽光が気泡にぶつかって散乱し、白く見えます。ところが、ヴァクナヨークルの氷は長い時間をかけて雪の自重で圧縮され気泡が抜けてしまうため、太陽光のうち青い光が通過します。氷が分厚いほどに青が濃くなるので、厚さが最大1000mもあるヴァクナヨークル氷河では青い光がより強くなって、洞窟の中を青く光り輝かせている、と言われています。



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