デンマーク~ロスキレの町を歩いてみよう その1


デンマーク最大の島、シェラン島の細長く続くロスキレ・フィヨルドの最奥にあるロスキレでは、9世紀にはもう早くも都市としての形が出来上がってきており、デンマークではリーベと並ぶ最古の都市として知られています。

コペンハーゲン中央駅から快速列車で26分。駅前は繁華街ですが、少し歩くと自然が増えてきます。実はこの町、現在の首都コペンハーゲンが拓かれるまでは王族の拠点であり、この国の長い歴史や文化を語るうえで欠かすことができない町でもあるんです。

駅から港へ向かって歩くと、旧市庁舎や現代博物館など趣のある建物が並ぶステンダー広場に出ます、すると奥の方に二つの尖塔を持つ大聖堂が見えてきます。
外面は落ち着いた赤土色で重厚感のあるこのロスキレ大聖堂はその貴重さから95年に世界遺産にも登録されています。

この大聖堂には、12世紀後半に建てられて以降、マルグレーテ1世女王に始まり先代国王フレデリク9世にいたる40体もの過去のデンマーク国王と王妃たちの石棺が安置されていて、そのうち半分ほどは雪花石や大理石で装飾された棺に納められています。

また、堂内では16世紀に作られた機械仕掛けの飾り時計やパイプオルガンなどがあり、時間が合えばパイプオルガンの伴奏とともに地元の子供たちが合唱などをしているそうです。

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