ルターの偉業を伝えるヴァルトブルク城


今年は、ルターの宗教改革500周年
ということで、先日ルターゆかりの地ヴィッテンブルクで行われる歴史祭り「ルターの結婚式」をご紹介しました。 

今回ご紹介するのは、ゲーテ街道上の古都アイゼナハにあるヴァルトブルク城
ここは聖女エリザベート妃の婚礼や、オペラ・タンホイザーの歌合戦、またルターの聖書ドイツ語訳など、ドイツの歴史上とても重要な場所で、1999年にユネスコ世界遺産にも登録されたドイツでも人気の観光名所です。

ヴァルトブルク城の見どころの一つが、「宗教改革」で知られるマルティン・ルターが、新約聖書をドイツ語に翻訳した部屋。

宗教改革でローマ教皇に破門されてしまったルターは、ザクセン選帝侯に匿われ、ヴァルトブルク城の一室に身を隠しながら、新約聖書のドイツ語訳を完成させました。
当時ラテン語以外で記すことを禁じられていた聖書を、1年かけてドイツ語に翻訳し、民衆にも読めるようにしたのです。
ルターによる聖書のドイツ語訳は、近代ドイツ語の確立に寄与したとも言われています。

そんな、ルターが偉業を成し遂げた部屋が、今も保存され、当時の様子を窺うことができるのです。
ルターが、聖書を翻訳しているところに現れた悪魔にインクを投げつけたと言われるインクの跡も残っています。


ルターの宗教改革500周年という節目の年に、ルターゆかりの地を巡りながら、彼の偉業を感じてみては如何でしょうか。

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