スウェーデンの大自然を走る国際鉄道


 スウェーデンのヨーデポリからノルウェーのナルヴィークまでを結ぶ国際鉄道:ノールランストーグ(Norrland Staget)。
スウェーデンの国鉄が運航するこの列車は北極圏を走る珍しい列車で、ヨーロッパの中でも長大な1,600km超を運航しています。
そしてこの鉄道から見ることが出来るラップランド地方の景色は素晴らしいことで知られていて、特に夏の白夜の時期には多くの観光客で賑わっています。
人気なのはアビスコ国立公園にそびえる山々や深い青色の湖、ノルウェーとの国境を越えると現れるフィヨルドなど、北欧ならではの大自然を車窓から感じることができます。



(こんな景色の中を走り抜けていく。)

この鉄道、もともと1902年にナルヴィークにイエリバーレやキールナで採掘された鉄鉱石を運ぶ目的で建設され、オーフォート鉄道として親しまれてきました。いまでも鉱石を運ぶ貨物列車はスウェーデンとノルウェーで運行されていて、ここで取り扱う量はノルウェー国内の輸送量全体の2割を占めてしまうくらいに重要なのだとか。

気軽に日帰り程度で使うならナルヴィークからアビスコやキールナ間を結ぶ2時間くらいの距離を、ガッツリラップランドの景色に浸りたいならストックホルム発ナルヴィーク着の寝台列車をおススメします。(事前予約が必要になりますが!)









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