エストニア”歌と踊りの祭典”


2003年にユネスコの無形文化遺産に指定されたバルト三国の”歌と踊りの祭典”。
エストニア、ラトビアでは5年ごと、リトアニアでは4年ごとに行われます。

エストニアの歌と踊りの祭典は、1869年から5年に1度開催されるエストニア最大のお祭りで、2019年にはついに27回目を迎えます。
前回の2014年は、民族衣装に身を包んだ3万人以上の歌い手と1万以上のダンサー、そしてエストニア各地から聴衆が集い、その参加者数は総計15万人にもなりました。
1988年9月に開催されたこの祭典には30万人が集まり、当時ソ連の影響下にあったために禁じられていたエストニアの民族音楽をエストニア語で合唱。
これによってナショナリズムが高潮し、1991年8月20日の独立へと導きました。
流血なしに独立を達成したこの歌の力は、「歌う革命」とも呼ばれています。
毎年タリンの自由広場を出発して会場まで5キロほどの道のりを、それぞれ地域やグループに分かれて行進します。
会場にはいると、芝生でくつろぐ人もいれば、露店で買った料理をほおばっている人もいて、本番までは大人も子どもも遠足気分です。



ソ連時代の困難を乗り越えて受け継がれるエストニア伝統の祭典。
数々の愛国的な歌が歌われ、聴衆も参加してひとつの”お祭り”を作り上げます。
踊りの祭典ではオーディションを通過して全国から集ったさまざまなグループがエストニアの伝統衣装を身に纏い華麗なダンスを披露します。

【エストニア歌と踊りの祭典】
公式HP:http://2017.laulupidu.ee/en/

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