世界最高峰・ロシアバレエ鑑賞のチェックポイント


今年6月にボリショイバレエ団のプリンシパル スヴェトラーナ・ザハーロワが首相官邸を訪れたことでも注目されたロシアバレエ。
日本にも毎年公演に訪れているので、ロシアは行ったことがないけど「ロシアバレエは見たことがある!」という方もいるのではないでしょうか?

ロシアバレエはその芸術性の高さで知られており、バレエそのものが「芸術」として確立したのもロシアにおける発展の中であると言われています。
そのバレエの発展の中で、西欧から伝わったバレエはロシアの政治、文学や演劇といった文化に大きな影響を受けており、ロシアバレエの芸術性の高さに触れるにはロシアを訪れ、本場ロシアの劇場でバレエを鑑賞するのが一番です。

そこで、ロシアでバレエを鑑賞する際に、チェックすべき劇場・そしてチェックポイントをご紹介します。

まずは、ロシアの歴史ある二大劇場・モスクワのボリショイ劇場とサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場から!

ボリショイ劇場(モスクワ)

200年以上にわたる歴史をもち、ロシアを、いや世界を代表する芸術の殿堂・ボリショイ劇場。
ロシア革命をきっかけに、ソビエト連邦の国立劇場に指定されてから現在にいたるまで、ロシアの舞台・音楽芸術をリードしてきました。
特に、世界最高峰とし讃えられるボリショイバレエ団は、世界各国に招かれ世界中の人々を魅了しています。
また、ボリショイ劇場は男性ダンサーのダイナミックな技巧とエネルギッシュな群舞でも他のバレエ団を卓越すると言われており注目すべき点です。
そんなバレエ団のレベルはもちろんのこと、劇場の豪華絢爛な内装もこのボリショイ劇場の見どこです。
ボリショイ劇場には本館(Historic Stage)と新館(New Stage)があり、歴史ある劇場で本場のロシアバレエを見たいという方は本館の公演スケジュールをチェックしましょう。





💡バレエ好きの方・こだわり派のチェックポイント

お気に入りの演目をチェックするのはもちろんのこと、バレエ好きの皆様にとってはキャストも気になるポイントではないでしょうか?
ボリショイ劇場のプリンシパルと言えば、スヴェトラーナ・ザハロワが有名ですが、ボリショイ劇場のプリンシパルはに世界中にファンを持つ
有名ダンサーばかり。こだわり派の皆様はキャストもチェックポイントです!


💡初めてのバレエ鑑賞・ポイント

バレエのみではなく、歴史的な劇場の雰囲気も楽しみたいのであればボリショイ劇場本館(Historic stage)でのバレエ鑑賞がお勧めです。
バルコニー席の後方であれば比較的手頃な価格で劇場の雰囲気も世界最高峰のバレエも楽しむことができますよ!
ただし、本館のバルコニー席後方のチケットは気軽にロシアバレエを楽しめるとあって大人気。
発売開始後間もなく売り切れてしまうので、早めのチケット購入が必須です。




マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク)

ロシア初の帝室舞踊学校(現・国立ワガノワ記念バレエ学校)を起源とする劇場で、「眠りの森の美女」、「くるみ割り人形」など、ロシアバレエ・オペラの 多くの名曲が生まれた場所です。チャイコフスキーが愛した劇場で、伝統のロシアバレエを受け継ぐ、マリインスキー・バレエ団。格調の高さはロシア随一であるとも言われます。ボリショイ劇場同様、本館(Mariinsky)と新館(Mariinsky II )があり、2013年のオープンした新館では伝統的なロシアの劇場とはまた違った雰囲気の劇場でバレエやオペラの公演を楽しむことができます。
マリインスキー劇場の総監督ヴァレリー・ゲルギエフによって創設された白夜祭の期間には世界中からバレエ・オペラ・クラッシック音楽ファンが訪れます。




座席選びのチェックポイント

マリインスキー劇場の良いところは、ボリショイ劇場と並ぶ歴史ある劇場でありながらチケット代がボリショイ劇場より手頃な点です◎
ボリショイ劇場では3万円以上してなかなか手の届かない1階席(STALLS)前列のチケットも、マリインスキー劇場であれば1万円~2万円程で購入できます。
(公演や残席状況によりチケット代は異なります。)
ボリショイ劇場では後方のお席しか取れなかったという方も、マリインスキー劇場では思い切って最前列のお席を取ることをお勧めします!
大柄なロシア人に視界を遮られる心配もなく、世界トップレベルのダンサーのバレエを見られる絶好の機会です。
近くの席だからこそ感じられる時に繊細で時に力強い舞に圧倒されること間違いなしです!






















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