秋と言えば、食欲の秋ですね!
日本で、『秋の味覚』といえば、サンマ、栗、マツタケ・・・など。 これらの食材を店頭で見かけると、秋を感じるという方も多いのではないでしょうか。
ドイツにも、季節を感じる『秋の味覚』があります。アンズダケ(Pfifferlinge)などのきのこ類や栗もそうですが、なんといってもフェーダーヴァイサー(Federweisser)とツヴィーベルクーヘン(Zwiebelkuchen)は、この時期ドイツに行くなら是非試して頂きたいドイツならではの秋の味覚です。
フェーダーヴァイサーとは、毎年9月~10月頃しか飲むことができない、発酵途中の白ワイン。
時間が経つにつれて発酵が進み、アルコール度数が上がっていくので、9月中旬頃ではジュースのように飲みやすい♪
何杯でもいけちゃいます。
それが10月中旬くらいになると、発酵が進んでしまって甘みが少なくなります。
炭酸が作られつづけるので破裂の危険があり、ビンのふたは密閉されていません。なので、購入の際には瓶を横にせず、立てたまま持ち帰らなければなりません。
もちろん、日本に持ち帰ることはできません!!・・・となると絶対に現地で試してみたいですよね。
9月~10月と非常に短い期間しかお目にかかれないため、この時期ドイツにご旅行の方は、是非試してみてください!
ちなみに、フェーダーヴァイサーとはドイツ語で「白い羽根」という意味です。 普通のワインは酵母が取り除かれているのですが、このお酒の瓶には酵母が入っており、瓶の底に残っている酵母が白い羽根に見えることから、この名前が付いているそうです。
よくみられるのは白いフェーダーヴァイサーですが、赤もあり、赤の場合はFederroter (フェダーローター)とよばれます。
そして、このフェダーヴァイサーのお供と言えば、ツヴィーベルクーヘン。 直訳するとタマネギケーキで、ドイツ風キッシュみたいな感じです。 フェーダーヴァイサーと一緒に是非試してみてくださいね♪
