ツール・ド・フランスのルート沿いの町~ 「シャルトル大聖堂」


  今日は、ツールがフランスの中部へ向かい、シャルトルと言うウール=エ=ロワール県の町に至ります。ツールの第7ステージのゴール地は素敵なステンドグラスが特徴のシャルトル大聖堂で有名な街です。今回はそのゴシック建築の傑作に注目しましょう。

シャルトル大聖堂が1979年から世界遺産に登録されており、フランスの最も美しいゴシック建築の大聖堂と言われてます。長さ130m、塔の高さが115mに至ります。シャルトルで欠かすことのできない観光地です。


シャルトル大聖堂の2つの塔


写真をみると、大聖堂の2つの塔が完全に、違う建築で建てられたと分かります。実は南の塔(写真の右)が12世紀にロマン建築様式で建てられ、Clocher Vieux(クロシェ・ヴュー) “旧塔”と言います。北の塔に間しては、16世紀のゴシック建築様式で建てられ、Clocher Neuf (クロシェ・ヌフ)“新塔”と言います。別な時代に建てられたその2つの塔がそれぞれの建築様式で建てられました。


シャルトル大聖堂のステンドグラス


シャルトル大聖堂のステンドグラスは中世時代の最もいい状態で保存されているものの1つと言われてます。全てのステンドグラスを合わせると2600平米の広さとなります。残念ながら1194年にほとんどのステンドグラスが焼失しましたが、火事の前のスタンドグラスが幾つか保存されており、1145~1155年の作品だといわれてます。そのスタンドグラスが素晴らしい青色で作られており、”Bleu de Chartres”(シャルトルのブルー)と言う色の名前が付けられました。



シャルトル大聖堂の彫刻


シャルトル大聖堂の各所に聖書の部分の彫刻やステンドグラスとして描かれています。例えば、西方面の中央門には、ヨハネの黙示録などが見られます。

その大聖堂の西面には、「最後の晩餐」彫刻も見られます。


大聖堂の壁をじっくりと見てみると、キリスト教の歴史や伝説を勉強する事が出来るので非常に興味深い所です。フランス観光の際には大聖堂の見学がお勧めです。


シャルトル大聖堂のオルガン国際大会


2年に1回行われてるシャルトルのオルガン国際大会が世界各国からのオルガニストが集まり、素晴らしいが大聖堂にコンサートが開催されています。音楽の好き方にオススメかもしれません。


写真【シャルトル大聖堂のオルガン】


シャルトルの観光地!


シャルトルは、大聖堂以外にも観光地を多く持ってます!シャルトルの写真を見たら、フランス旅行へ行きたくなってしまうかもしれませんよ!


【シャルトル旧郵便局】




【シャルトル演劇所】









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