ノルウェー最北部で触れる、サーメの人々の美しい文化


ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどにまたがる北極圏の地方、ラップランドに暮らすサーメの人々。
中でも、ノルウェー最北部のカラショークはサーメ民族の首都とされています。

カラショークの町の中心は、観光案内所もある「サーメ公園」。
サーメ民族はトナカイ遊牧民であり、移動できるテント「コタ」を住居にしています。
サーメ公園には、人々がトナカイの狩りの間に寒さをしのいでいたコタが並び、遊牧生活を垣間見ることができます。
また伝統民謡「ヨイク」は、ディズニー映画『アナと雪の女王』のオープニングシーンに流れる曲のモデルになったと言われていますが、そのヨイクのショーも見ることができます♪


サーメ民族は欧州唯一の先住民として、独特で豊かな文化を築き上げてきました。
「サーメ博物館」では華やかな彩りの民族衣装や工芸品などが展示されています。
また人々の暮らしたテントや、野生のトナカイを捕獲する仕掛けからは、彼らの暮らしぶりがうかがえます。

チェルノブイリ原発事故以降、放射線汚染の影響で遊牧生活を続けることが難しくなり、現在は定住生活を送る人が多いそうです。
しかし彼らの貴重な文化は、このような施設によって守られています。
地球の最北で自然と共に暮らす遊牧民、彼らの神秘的な文化に触れてみて下さい♪

【サーメ公園 / The Sampi Park】
住所:The Sapmi Park, 9730 Karasjok
定休日:1~5月の土曜・日曜、9~12月の日曜
料金:130NOK
公式HP:www.visitsampi.no

【サーメ博物館 / Samiid Vuorka-Davvirat】
住所:Mariboinegeaidnu 17
定休日:8/31~6/7の土曜・日曜・月曜
料金:75NOK

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