様々な文化の名ごりを残す首都リーガ【ラトヴィア情報】


ラトヴィアはさまざまな国の支配下に入っていた歴史があり、特に首都リーガには色々な文化が混在する独自の雰囲気があります。
街の建築物の入り混じった様式などから、リーガの歩んできた複雑な歴史を感じることができます。

リーガが歴史の表舞台に登場するのは1201年のこと。
ブレーメンの僧正アルベルトが上陸し、長年ドイツ人のバルト地方征服の拠点とされました。
16世紀から19世紀の間には、ポーランド・リトアニア連合国や、スウェーデン帝政ロシアの支配下となりました。
帝政ロシア期には、ロシア第三の都市として成長し、優雅な建築が次々と建てられ、バルトのパリとも呼ばれる美しい街並みを誇るようになりました。
その後第二次世界大戦やソビエト連邦の占領を経て、1991年に独立を宣言しました。

そんなリーガの歴史をたどることができる名所を2箇所ご紹介します
リーガ大聖堂は1211年に僧正アルベルトにより建設が始められた歴史ある教会です。
その後18世紀後半まで増改築が繰り返されたため、ロマネスクからバロックに至るまでのさまざまな建築様式が織り込まれています。

教会の内部にあるステンドグラスはとても迫力があります!
注目は、北側に描かれたリーガの歴史を表したステンドグラス。
僧正アルベルトによる教会の創設や、1621年にスウェーデン王を迎えるときのセレモニーなどが描かれています。


また、ラトヴィア軍事博物館では、歴史上さまざまな戦争に巻き込まれたラトヴィアの歴史を学ぶことができます。
十字軍の襲来からはじまり、第一次世界大戦、独立戦争、第二次世界大戦という戦争の歴史が時代ごとに展示されています。
博物館の4階にはソ連崩壊に至る独立運動の歴史が見られます。


【リーガ大聖堂 / Rigas Doms】
住所:Doma Laukums
時間:9:00-18:00、水曜・金曜9:00-17:00、日曜14:00-17:00
10:00-17:00(4月~10月)
定休日:なし
料金:2Ls

【ラトヴィア軍事博物館 / Latvijas Kara Muzejs】
住所:20, Smilsu Street, Riga, LV-1050, Latvia 開館時間:10:00-18:00(10月~4月は10:00-17:00)
定休日:祝日
料金:無料
公式HP:www.karamuzejs.lv  (英語)

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