パリを歩こう!|7ème arrondissement


 パリ名所中の名所が集まる7区。まずはなんといってもパリのシンボル「エッフェル塔」から始めましょう!

〇エッフェル塔(La tour Eiffel)

「鉄の女(La dame fer)」の異名を持つエッフェル塔。 今でこそパリと聞いて真っ先に思い浮かぶものの代表の地位を確固たるものにしていますが、建設当初は嫌われものでした。1889年パリ万博で高いモニュメントを建てるという目的のためだけににギュスターヴ・エッフェルが設計したものです。 パリ万博終了後には取り壊される計画もあり、フランスの作家モーパッサンはエッフェル塔を見るのが嫌で「パリでエッフェル塔を見なくていい場所はエッフェル塔」と豪語し、ほとんど毎日エッフェル塔に通っていたほど。それでも取り壊されなかったのは、無線受信塔として利用できることに気づかれたからとか。第一次世界大戦で彼女は大活躍しました。





現在は、いつも長蛇の列をなし、観光スポットとして人気を博しています。並ぶのは嫌だけどパリの眺望を楽しみたい方にお勧めなのは、アラン・デュカス監修ミシュラン1つ星ホテル「Le Jules Verne(ル・ジュール・ヴェルヌ)」です。 レストラン専用の入口から専用のエレベーターで登ります。美味しいフランス料理に舌鼓を打ちながら、窓からの景色を楽しむにはもってこいの場所ですね。

〇シャン・ド・マルス(Parc du Champ de Mars)

エッフェル塔を降りて南側へ目を向けると大きな広場があります。緑の芝生が広がりゆったりのんびりと過ごすフランス人たちの憩いの場。パリ万博の際にはエッフェル塔のふもと、多くの展示会がこの広場で行われていました。 「軍神マルスの野」とあらわされるこの公園はかつてこの場所が練兵場・閲兵場として利用されていたことから名づけられています。




アンヴァリッド(Hotel des Invalides)  

ルイ14世が負傷兵のために造ったことが始まりで、ナポレオンの墓所として現在は有名となっています。世界中の武器、軍服などが集められた軍事博物館が併設されています。シャルル・ド・ゴール大佐の威光を讃えた展示などもあり、フランスの軍事的な歴史に興味がある方は立ち寄ってみる価値ありの場所でしょう。





そして、美術鑑賞へと歩みを進めましょう。

ケ・ブランリー美術館(Musée de quqi brqnly

西洋中心の文化に一石を投じる形でシラク大統領は非西洋圏の芸術作品を集める美術館を設立。 ヨーロッパ以外の文化圏に目を向けるというテーマは一貫しており、アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカの民族的な作品が展示されいます。 20世紀の知性、文化人類学者クロード・レヴィストロースもびっくりの展示ではないでしょうか。 パリにいてフランスらしさを感じない異色の美術館です。 同じ敷地内にあるレストラン「Les Ombres(レ・ゾンブル)」は窓越しにエッフェル塔が見える絶景スポット。プロポーズするならここで!という人気のあるレストランです。




〇オルセー美術館(Musée d’Orsay)

1900年に建築された駅舎を改装してフランソワ・ミッテラン大統領の時代に美術館へと生まれ変りました。建物の時計のイメージがとりわけ有名でしょうか? 18世紀から19世紀にかけての印象派画家の作品が多数展示されており、天から降り注ぐ自然光によって作品が鑑賞できる事の出来る建物となっています。






7区は観光名所がひしめき合う地区でした。







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