ロシアの正月料理!オリヴィエサラダとは


もうすぐお正月、日本では元旦におせちを食べるのが一般的ですね
めでたい行事に食べる料理には、その国の文化が色濃く反映されていると思います。
ロシアではどのような料理が食べられているか、見てみましょう♪

ロシアではお正月にサラダがよく食べられます。
オリヴィエ・サラダまたはサラート・オリヴィエСала́т Оливье́)と呼ばれる、ジャガイモやピクルスをマヨネーズで和えたサラダです。

オリヴィエサラダは、手軽に作れることから、スペインではタパスとしてよく食べられたりと、世界的に親しまれるサラダです。細かく刻んだジャガイモやニンジン、ピクルス、ハム、ゆで卵などがマヨネーズで和えられた、ロシア風のポテトサラダ、というところでしょう。ロシアではお正月には家族で集まり、大量に盛られたこのサラダを食べるのが一般的だそうです。

このオリヴィエサラダは、モスクワのレストラン「エルミタージュ」のシェフであったリュシアン・オリヴィエ氏によって考案されました。エルミタージュで出される彼のサラダは大好評でしたが、そのレシピは決して公開されなかったそうです。オリヴィエ氏が亡くなると、そのレシピを知るものはいなくなってしまい、現在食べられているオリヴィエサラダは、オリヴィエ氏のサラダを思い出して作られたものと言われます。

オリヴィエ氏が亡くなったあと、ロシア革命の影響もありエルミタージュは閉店してしまいましたが、今でもモスクワをはじめ、各地のロシア料理店で食べることができます。
ロシアを旅行した際にはぜひご賞味ください!

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