世界遺産のヨーロッパ最大級城塞都市~カルカッソンヌ~


 ピレネー山脈の北に位置する巨大な歴史的城塞都市として知られるカルカッソンヌのシテと呼ばれる城壁に囲まれた都市部は世界遺産にも登録されており、ピレネー山脈のステージを前にした選手たちの2度目の休憩地です。
フランスではモンサンミッシェルに次ぐ人気を誇り、毎年多くの観光客が訪れ「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」という言葉まで残る必見の観光地と言えるでしょう。

この城塞都市を囲む堅固な石造りの城壁の内側に一歩足を踏み入れると。まるで中世にタイムスリップしたかのような気分に誘われます。


城内にはコンタル城という代々領主の城館やサン・ナゼール・バジリカ大聖堂、ダム・カルカス像といった見どころ散策の他、全長3キロにもわたる城壁のの上を散歩するのもいいでしょう。
土産物屋やレストラン、ホテルの立ち並ぶ中世そのままの、迷路のように入り組んだ城内をそぞろ歩いたり、ふと立ち寄ったカフェで休憩したりするだけでも各所にちりばめられたこの城の魅力を沢山発見することが出来るでしょう。

もしフランスグルメに興味がありましたらカルカッソンヌ名物、カスレも試してみてください。
カスレとはカルカッソンヌに伝わる伝統料理でガチョウやアヒル、ソーセージなどを白いんげんと一緒に煮込み焼き上げた料理で、是非このピレネー地域の伝統の味を体験してみてはいかがでしょうか?


またカルカッソンヌは選手たちの最後の休憩地となっているので、選手たちはこの町で休息したり翌日以降の準備をしたり、メカニック達は自転車の調整をしたりとそれぞれ様々な過ごし方をしています。
選手達が泊まるホテルを訪れればもしかすると有名選手のサインをもらったり、有名チームの自転車の調整風景などを見ることが出来るチャンスがあるかもしれません。

是非ツールドフランス観戦の合間に南仏の世界遺産を満喫してみてはいかがでしょうか?







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