ヨーロッパ東部ではクラコフ、ケーニヒスベルグに次いで創立された由緒ある大学です。
現在も2万人あまりの学生が学ぶ総合大学の歴史・言語学部として使われています。
大学の敷地は広く、12もの中庭があり迷路のようです。
構内のところどころには歴史を感じる有名な壁画を見つけることができます。
中でも有名なのは、門をくぐって正面にある言語学部の2階にある「四季」と呼ばれるフレスコ画。
この絵画はリトアニアがキリスト教化される前の自然崇拝時代の生活を描いたものだそうです。
壁から天井までを覆う見事な作品です！
ヴィリニュス大学の中でも最も古いとされているのが、天文観測所のある中庭。
天文台が作られた18世紀当時はグリニッジとならぶ観測所として利用されていたそう。
クラシック様式の見事な古書室も見どころの一つです。
保存されている本も歴史が古く、もっとも古いもので1467年にまでさかのぼります。
個人では見学できない施設もあるので、古書室の受付でガイド付きツアーに申し込むのもおすすめです。
【ヴィリニュス大学 / Vilniaus Universitetas】
住所：Universiteto 3
時間：9:00-18:00(12月～2月は9:30-17:30)
定休日：日曜、祝日
料金：5Lt、学生1Lt
■古書室およびツアー受付
時間：9:00-15:00
定休日：土曜、日曜、祝日
料金：12Lt、学生4Lt
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