それらに続いて人気を集めるのが、クリスチャニアと呼ばれる地区です。
温和な空気の流れるクリスチャンハウン地区の一画にあるクリスチャニア。
地下鉄クリスチャンハウン駅から歩いて10分ほどの距離ですが、クリスチャニアに近づいていくほど、その空気が変わっていくのを肌で感じます。
“Christiania”とかかれた門をくぐると、あちこちにカラフルな落書きがされた、異世界のような空間が目に飛び込んできます。
このクリスチャニアは、デンマーク政府とは無関係のルールに従ってヒッピー達が暮らす自治区です。
1971年にデンマーク政府が“社会的実験”として自治を認めました。
そこで守られるルールとは「暴力禁止」「武器の持ち込み禁止」「ハードドラッグ禁止」など、シンプルなものが９つだけです。
少し注意しておきたいのはプッシャー通り。
突如“No Photo”とかかれた看板が現れるこの通りは治安の悪いことで知られているので、カメラをかばんにしまって足早に通り抜けましょう。
とはいえ、門の出入りは自由なので、コペンハーゲン市民の親子連れやカップル、観光客などさまざまな人が歩いていて、緑豊かなエリアではのんびりと散歩をする人も。
個性豊かな家々が並び、他のコペンハーゲン市内の雰囲気とはまったく違う情景が見られます。
内部を見学できるガイドツアーに参加するのもおすすめです！
ツアーは夏期は毎日15:00、それ以外は土日15:00に行われ、予約は不要だそうです。
【ガイドツアー Rundvisergruppen Christiania】
公式HP：www.rundvisergruppen.dk (英語)
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