岩をくりぬいて造られた、隠れ家のような教会【フィンランド情報】


ヘルシンキにあるテンペリアウキオ教会は、別名ロックチャーチとも呼ばれる「岩をくりぬいて造られた教会」です。
もともとあった岩の内部に建てられているため、外からは目立たない、隠れ家のような教会です。
中に入るとむき出しの岩肌が独特の雰囲気を醸しだしています。

天井の丸い銅版と、教会を囲む岩壁、その間に180枚の窓が取り付けられています。
上から温かい光が差し込んで、教会内はとても明るいです。

この教会の設計にあたっては、岩を自然な形に保とうというコンセプトで、コンペティションが行われました。
スオマライネン兄弟の作品が選出され、1969年に完成しました。
この地帯の岩山は氷河期に形作られ、教会を覆う岩肌の模様は、氷河時代に削られてできたものだとか。

教会には金色のパイプオルガンが置かれ、ときどきコンサートも行われます。
岩盤をむき出しのままにした理由には、音響学者の助言もあったそう。
岩肌によって独特の響きを増したパイプオルガンの音色、聞いてみたいものですね♪

【テンペリアウキオ教会 / Temppeliaukion kirkko】
住所:Lutherinkatu 3
時間:月~土10:00-17:45、日10:00-17:45(6~8月)
月~土10:00-17:00、日11:45-17:00(9~5月)
定休日:なし
料金:無料

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