アプフェルシュトゥルーデル


ウィーンのスイーツといえば、濃厚なチョコレートケーキのザッハートルテが思い浮かびますが、「アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)」もオーストリアを代表するお菓子として人気があります。

シュトゥルーデル(Strudel)は、渦巻きという意味のドイツ語から名づけられたようですが、その名の通り、薄く伸ばした生地で中身をくるくると巻いて焼き上げた菓子です。

もともとはトルコのバクラヴァというお菓子にルーツを持つと言われています。

酸味のある種類のりんごにレーズンやナッツ、シナモンを加えて、中に入れて焼いた「アプフェルシュトゥルーデル」が最も有名ですが、トプフェンチーズ(フレッシュチーズ)を入れた「トプフェンシュトゥルーデル」やサワーチェリーを使った「ヴァイクセルシュトゥルーデル」などもあります。

シュトゥルーデル生地の材料は小麦粉と卵、バターで、砂糖は加えないので、甘くありません。
テーブルの上に大きな布巾を敷き、その上で生地を伸ばすのですが、下の布巾の模様が浮き出て見えるくらいに薄く伸ばしていきます。
その上にたっぷりの具材をのせた後は、薄い生地が破れないように布巾ごと丁寧に巻いていきます。

細長く焼いたシュトゥルーデルを切り分けて、お皿に盛り付けたアプフェルシュトゥルーデルには、ホイップクリームやバニラソース、バニラアイスクリームなどが添えられます。

薄い生地がサクサクとした食感で、中身はシナモンの香りが食欲をそそるりんご、その絶妙なおいしさは言葉では言い表せません。ぜひぜひ、本場オーストリアでお試しあれ!




 








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