先日に続き、スイスから近い隣国の美しい町をご紹介。今日は、ドイツとの国境に位置するフランス・アルザス地方。1870年の普仏(プロイセンとフランス)戦争後はドイツ帝国(1871-1918)領に。1919年第1次世界大戦後に締結されたヴェルサイユ条約でフランス領に戻りますが、第2次世界大戦中もナチスドイツに支配されます。年配の方はドイツ語の方言アルザス語を話す人も多いそうです。
ドイツとフランスの歴史に翻弄されたアルザス地方。スイスから近いです。ストラスブール(Strasbourg)へはスイスのバーゼルから1時間20分。国際都市としての顔も持つストラスブールですが、プティット・フランスのある旧市街は今でものどか。アルザス地方のワインやビール、クッキー、ザワークラウトたっぷりのシュクルートをお試しください。
ストラスブールに比べると小さくて穏やかな町コルマール(Colmar)はバーゼルから45分。ベルンからも2時間。町のいたる場所が絵になるコルマールは、美女と野獣実写版のロケ地にもなりました。運河沿いにカフェやレストランがテラスを出していて、いい雰囲気。名物タルト・フランベ(アルザス語でフラメンキッシュ)はピザのようですが、生地はサックリ、美味しいですよ♪また、ウンターリンデン美術館前から30分間隔で出ているトラムに乗れば、町の見どころを一周りしてくれます。35分、6.5€。
そして、ブドウ畑に囲まれたフランスで最も美しい村リクヴイル(Riquewihr)へはコルマールからバスで20分ほど。スイス旅行と一緒に足をのばして、美しいアルザスの町を訪れてみては如何でしょうか?
Strasbourg
フランスで最も美しい村Riquewihr
ブドウ畑に囲まれているRiquewihr
ストラスブール観光局 英語
コルマール観光局 英語
リクヴィル観光局 英語