アイスランドの露天風呂「ブルーラグーン」は面積約5,000平方メートルを誇る世界最大の露天風呂で、その名の通りブルーが混じった乳白色の温泉です。白濁した温泉水には高い皮膚病治癒の効果があり、アイスランド国内はもとより欧米各国からも多くの人が訪れます。
この温泉は自然に湧き出すものではなく、隣接しているスヴァルスエインギ地熱発電所でタービンを回すために使われた地熱海水が二次利用されたもので、人工的に造られたお湯です。ケイ素をはじめとするミネラルを豊富に含み、特にアトピーや湿疹など皮膚疾患に効能があります。
露天風呂のプールサイドには、シリカの真っ白い湯泥(シリカ・マッド)が溜まっている箱が用意されていますので、手に取って泥パックを体験してみましょう。泥を塗る時間は5~10分が目安です。

皮膚病の治療が設立のもととなったブルーラグーン。その成分を利用したオリジナルブランドのコスメもお土産に人気です。ブルーラグーンで人気のシリカのマスクや、珪藻のマスクが購入できます。その他にも、シャワールームに設置してあるシャンプーとコンディショナー、ボディーソープ、クリームなどその種類は豊富です。このコスメラインはブルーラグーンの出口付近にあるショップで購入できるほか、ケプラビーク空港の免税店でも購入できます。
ブルーラグーンは、アイスランドの首都レイキャビックと、空の窓口ケフラヴィーク国際空港の間に位置しています。アクセスしやすい立地にあるので、旅の最初に寄っても、最後のお楽しみにとっておいても良いですね。レンタカーを借りるのでなければ、Reykjavik Excursions が運行するバスを利用することをお勧めします。