伝統的にこのお祭りには男性が参加することになっていますが、子供たちにもこのフェスティバルは晴れの舞台。子供たちがもこもこの毛皮の服を着ている姿はなんとも愛らしいです。
ブルガリアの先住民族と言われているトラキア人が、葡萄・ワインの神であるディオニソス神を祀って春を呼ぶ祭りをしていたのが由来だそうです。このお祭りはブルガリア国内のいろいろなところで行われていますが、クケリのお祭りとしては首都ソフィア市のお隣ペルニック市のフェスティバルが国際的に有名で、東欧だけでなくアフリカやアジアからも仮面をかぶって踊る様々な団体が参加し、たくさんの観光客が来て盛り上がります。