バルト海と琥珀【リトアニア情報】


リトアニアのバルト海沿岸は、琥珀が取れることで知られています。ここでとれる琥珀はバルティック・アンバーと呼ばれています。
こちらの地域には5500万年ほど前から針葉樹の森があり,ブナやヤシといった木々が育ち、それらから流れ出た樹脂が数千万という年月をかけて海中で化石となり、美しいものから、赤、黄、青、緑、白、黒まで、様々な色があります。中には昆虫や植物、巻貝などが入った琥珀もあり、これらはかなり貴重なもののようです。

神秘のパワーを持つ琥珀
琥珀というとアクセサリーを思い浮かべますが、用途は色々。ウォッカに入れて飲めば、胃や喉の痛みに効果があり、琥珀の粉を使ってお香やお茶を楽しんだり、マッサージで癒されたりと、実に利用範囲が広いです。暖炉や焚火に願い事をしながら琥珀の粉を投げ入れると、願い事が敵うなどの言い伝えもあります。

リトアニアでは、琥珀は観光客向けのお土産屋さんや野外マーケットでの販売、高級琥珀専門店もあります。非常に手頃な価格で購入可能な小さな琥珀もあるのでお土産に最適です。
しかし天然琥珀を謳った偽物も近年横行しており注意が必要です。品質や管理がしっかりしている琥珀の専門店や美術館、工房等であれば安心して購入することが可能です。







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