ひっくり返したテーブル?ブラチスラヴァ城【スロヴァキア情報】


ドナウ川のほとり、丘の上にそびえているのがブラチスラヴァ城です。四角い建物の四隅にそれぞれ塔をもつ独特の外観から「ひっくり返したテーブル」などと呼ばれて親しまれています。

そもそもは12世紀にロマネスク様式で建てられた石造りの城が、1431~34年にゴシック様式の要塞に改築されました。やがてオスマン朝の侵攻に備えて防備が強化され、1635~46年の改築で4つの塔が付け加えられて現在みられるような外観がほぼ整いました。16世紀にはハンガリー王国の首都となったブラチスラヴァの象徴となり、18世紀には女帝マリア・テレジアの居城となりました。やがて政治の中心はウィーンやブダペストへ移り、1811年には大火災が起きて荒廃し、復旧されたのは第2次世界大戦のことです。

城内は歴史博物館として公開されています。城のある丘は整備された公園のようになっており、市街やドナウ川の対岸が一望できます。展望レストランや土産物を扱うショップもあります。

住所:Zamocka, Bratislava-Stare Mesto, Slovensko









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