マッド・トリートメント【エストニア情報】


ハープサルは、泥治療で有名なリゾート地です。泥治療は筋肉痛や関節痛に効果があり、作曲家のチャイコフスキーも療養に訪れたという記録が残っています。

海泥が治療に役立つと分かったのは、カール・アブラハム・ヒュニュスという医師が海で見かけた何気ない光景からでした。地元の漁師が海の泥で手を温めているのを見て、何か体に良い成分が含まれているに違いないと直感。早速、研究を開始し、リウマチなどの痛みを和らげる効果があることを発見します。1825年には、泥治療の施設を設立します。ロシア皇帝一家や貴族など、セレブたちが保養に訪れるようになり、町は繁栄しました。1905年には、サンクトペテルブルクからタリンまでの鉄道が開通し、ますます人々が訪れるようになりました。まさに、黄金時代の到来でした。

泥治療には、ミネラルや有機物を含むタガラへ湾の堆積泥を使用します。泥を塗ることで、老廃物を排出し、新陳代謝を促進し、同時に細胞の再生を加速させます。慢性的な炎症と痛みを和らげ、保湿効果もあるそうですよ。







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