不思議すぎるシュークリームの日【アイスランド情報】


2月16日、アイスランドには「シュークリームの日」と呼ばれるなんとも不思議な行事があります。なぜ不思議かというと、その日は人のお尻を棒でつついて、つつかれた人は降参の印としてシュークリームをあげなければならないからです…。

この習慣はもともとアイスランドにあったわけではなく、デンマークから伝わったものだとされています。アイスランドは、14世紀にデンマークの統治下に入っていたため、シュークリームもデンマークから伝わった食文化として残っています。ボッル・ヴォンドゥルという飾りのついた棒を作り、棒の先に紙をつけ、それで人のお尻をつっつき、シュークリームをねだるようですが、これは普通は子供たちが朝親に対してするだけのようです。

とはいえ、アイスランドでは「シュークリームの日」は街中のパン屋さんがシュークリームだらけになるほどみんなシュークリームをたくさん食べる習慣はあります。これは復活祭(イースター)に先立つお祭りの一環でもあるため、イースター前の断食や節食のまえの「食べ物蓄え期間」のような意味もあります。







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