バームクーヘンの起源?シャコティス【リトアニア情報】


シャコティス(Šakotis)は、リトアニアを代表する伝統的なケーキです。シャコティスは「枝分かれ」を意味し、棒に生地を足しながら焼き上げる製法であることから、ドイツのバウムクーヘンと似ており、一説によればバウムクーヘンの起源とされています。

ポーランド・リトアニア連合(のちのポーランド・リトアニア共和国)の時代からリトアニアとポーランドで広く作られています。もとはリトアニア南東部のズーキヤ地方と(古プロイセン人やルーシ人のいた)ポーランド北東部のポドラシェ地方で古くから食べられていたもので、リトアニア民族を代表する菓子であるとともに、ポーランドのポドラシェ地方を代表する郷土菓子でもあります。

シャコティスは、結婚式や誕生日パーティーなどの特別な祝いごとのときに出されることが多く、今の季節だとクリスマスを祝うために家庭でも用意されることもあります。トゲトゲした独特の見た目のシャコティスですが、チョコレートや花でデコレーションされた後、皆で手でちぎって食べることが多いようです。リトアニア旅行の際は、是非本場のシャコティスをご賞味あれ♪








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