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さて、高級食材であるトリュフの産地といえば、どこを思い浮かべるでしょう?まず美食の国フランスが有名で、次にスペイン、イタリアなどを思い浮かべますが、実はクロアチアのイストリア地方もトリュフの一大産地なのです。
イストリア地方でも特にトリュフの産地として知られているのが、イストリア地方北部の町モトブンです。この町ではトリュフを探すのは豚よりも、ワンちゃんを使う方が一般的です。年間を通し飼い主と犬が一丸となって、トリュフ狩りが行われています。黒トリュフはもちろんのこと、より貴重な白トリュフの収穫も盛んです。
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黒トリュフも白トリュフもイストリア地方の名産であり、もちろん同時にレストランなどで食べることができますが、食べ方は黒トリュフから白トリュフ色の順番で食べる方がいいそうです。なぜなら、イメージでは白トリュフの方が優しい味のように思いますが、実際は逆で、黒トリュフより白トリュフの方がより強い香りがします。
その為、白トリュフから食べてしまうと、黒トリュフの風味が感じにくくなってしまうのだそうです。また、トリュフとともに楽しむのが、トリュフビール。見た目は普通のビールですが、グラスを回して匂いをかぐと、トリュフの芳醇な香りを楽しむことができます。
そしてトリュフ狩りには欠かせないトリュフ犬。ワンちゃんたちは厳重で高い柵に囲まれた庭で管理されています。なぜならトリュフを見つけられるようにトレーニングされたワンちゃんたちこそ、高級珍味のトリュフを見つけることができる存在だからです。ワンちゃんに何かあっては一大事なのです。
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人間とワンちゃんの共同作業によって収穫されるトリュフ。しかし時にはワンちゃんが見つけたトリュフを食べてしまうこともあり、人間とワンちゃんが喧嘩してしまうこともあるそうです。トリュフの香りに魅せられているのは人間だけではないですね。
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