クネドリーキは、粗びきの小麦粉に牛乳または水を加えて練り、直径5cmぐらいの円筒型にしてゆでます。それを1cmほどの厚さに切ったものです。クネドリーキ自体にほとんど味はなく、肉汁やソースをたっぷり付けて食べるのが美味しいです。食べ終わったときに、お皿が洗ったように綺麗になっていても行儀の悪いことではありません。
このクネドリーキには、なかに入れるものによって色々な種類があります。ホウスカというパンをちぎって入れたホウスコヴェー・クネドリーキとジャガイモの入ったブランボロヴェー・クネドリーキの2種類が一般的です。そのほか、果実を入れた甘いオヴォツネー・クネドリーキもお勧めです。イチゴやアンズ、サクランボ、プラムなど様々なバリエーションがあります。甘く煮た果物を核にし、練った小麦粉で丸く包んで茹で、皿に盛っておろしチーズや粉砂糖、溶かしバターをかけて食べます。もっちりとした食感で食べ応え満点です。