トルンとジンジャーブレッド【ポーランド情報】


地動説を唱えたポーランドの天文学者コペルニクスが生まれた町トルン。石畳の道にレンガ造りの建物が並ぶ旧市街は中世のままの姿を現在もとどめており、ユネスコの世界遺産に登録されています。街の名物はピエルニクというジンジャーブレッド。ショパンのお気に入りでもあり、彼がトルンを訪れた際に大量にワルシャワに郵送したと言われています。

ピエルニクはハチミツやスパイスを生地に練りこんだもので、交易の中継地として栄えたトルンでは中世から作られています。現在もトルンを代表するお土産として多くの人から愛され続けています。トルン市内のジンジャーブレッド博物館ではピエルニクの歴史や工房の様子を学ぶことができます。また、博物館内でピエルニクの製作体験ができるので、自分で作ったピエルニクを持ち帰りでき、良い思い出になること間違いなしです。

トルン市内には、ピエルニクの専門店が数多くあり、各店様々なピエルニクを販売しています。紋章をかたどったものや、コペルニクスの顔を模したユニークなピエルニクも売っていますが、これらはオーナメント用に焼き上げられたものなので、非常に固くて食べるのには向いていません。チョコレートやアイシングでコーティングされたものや、間にジャムを挟んだものがお土産に人気です。







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