小舟で移動する町・ヒートホルン


オランダ北東部に位置する町・ヒートホルン。住人2,600人程度、村の全長は7㎞ほどという小さな村です。この小さな村を有名にさせているのが、村中に広がる運河です。それゆえヒートホルンは別名「オランダのベネチア」とも呼ばれます。また村には可愛らしい茅葺屋根の家が連なり、その美しい水郷の村の風景には心奪われます



村の名「ヒートホルン」はオランダ語で「ヤギの角」を表しますが、この名がつけられたのは最初の入植者がこの湿地帯で大量のヤギの角を見つけたからだそうです。そのためヒートホルンの村の旗にはヤギの角が描かれています。

またこの村では14世紀頃から19世紀前半までピートという泥炭の採掘が行われていました。このピートは燃料として用いられ、ヒートホルンはこのピート採掘を主産業としていました。その後この採掘跡に湖が形成され、そのピートの運搬のために運河が建設されました。それが現在まで残り、村人たちの主要移動手段となったのです。また現在村のほとんどの区域では車両の進入が禁止されています。これは村の景観を守るためで、村人たちは地上では徒歩か自転車の移動をしています。

村の観光にはぜひボートに乗って運河を渡るのがお勧めです。貸し切りやガイド付きなど多くの運河ツアーが行われています。


ここヒートホルンでは運河、伝統的な家々、自然に囲まれ、オランダらしい風情が味わえるでしょう。時間がゆっくりと流れるような穏やかな旅を過ごしてみませんか?

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