
ビターバレン(Bitterballen)
そのオランダ式スナックとは、伝統的な家庭料理のクロケットやビターバレンです。クロケットは日本のコロッケに似ています。ホクホクのじゃがいももありますが、中はクリームソースが定番です。このクリームソースは牛の挽肉、ブイヨン、バター、パセリなどをじっくり煮込んだもの。外はカリカリ、中はとろーり。
細長く俵型のものがクロケット。一方のビターバレンは中身はクロケットに似ていますが、3~4cmの球状です。お店ではマスタードと一緒に提供されます。

クロケット(Kroket)
オランダではこのクロケットを自動販売機で販売しています。オランダのファーストフードチェーン「FEBO」が展開しているこの自動販売機…大きな駅の構内などでよく見られます。
缶ジュースなどの日持ちのするものではないので、衛生的に大丈夫かな?と心配になるかもしれませんが、街ゆく人々が手軽に買って回転が良いのです。自動販売機の裏では、商品が減ってくると出来立てを補充していくので、心配は無用です!

こんな風に小さいガラスの扉の後ろに保温されていて、コインを入れて取り出します。オランダ語で書いてあるので中身が心配という方はこちらを参考までに。
・Rundvleeskroket…牛挽肉クリームコロッケ
・Frikadel…ドイツ風ハンバーグ
・Bami…焼きそばコロッケ
・Speciaaltje...スパイシーハーブのメンチ
などなど。好き嫌いやアレルギーがなかったら、「出たとこ勝負」という賭けに出るのも楽しいはずです!

夏のテラスでもビールとビターバレンはオランダ人にとって定番なので、現地の伝統料理に気軽に触れられるチャンスです!洗練されたお食事の翌日はこんなほっこりした時間を楽しみたいですね。
*オランダを堪能する旅をご用意しておりますので、詳しくはこちらまで!