国立図書館を見守る兄弟像【ブルガリア情報】


ソフィアの有名観光地・アレクサンダルネフスキー寺院の近くには国立図書館があります。
その図書館の真正面にある二人の銅像。彼らはキリルとメフォディという宣教師の兄弟です。

8世紀、スラブ人にキリスト教を伝えるために、二人はグラゴール文字を作りました。
(ちなみに「グラゴール」は現在「動詞」という意味で使われています。)
二人の死後、ブルガリアに移った彼らの弟子たちはグラゴール文字を改良し、新しい文字を作り出しました。
この文字こそ、現在ブルガリアをはじめロシアやモンゴルなど多くの国でで使われている「キリル文字」なのです。

ソフィアの街を散策する際には、ぜひキリル文字の元祖にも会いに行ってみてください。










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