クリスマスの首都に魔法がかかる!ストラスブール


クリスマスの首都と謳われる程の町がフランス東部アルザス地方のストラスブールです。ドイツ国境に近いこの町での今年のクリスマスマーケット開催期間は11月22日~12月30までとなっています!


クレベール広場の巨大ツリー

ストラスブールのクリスマスマーケットの起源は1570年と、もっとも古くから続く歴史あるイベントです。このクリスマスマーケットの象徴にもなっているのがクレベール広場に設置される巨大ツリー、あまりの大きさに人工のものかと見間違う程…その高さは約30Mもあります!

モミの木で作ったクリスマスツリーの発祥はストラスブールという記述が古書に残っていて、町全体がこのツリーに誇りとこだわりをもっています。ツリーの灯りに照らされた周囲のファサードも厳かで壮麗な美しさです。


大聖堂のそばの木組みの家を照らすオーナメント

クレベール広場を抜けて、旧市街の中心にあるノートルダム大聖堂に向かうオルフェーブル通りのオーナメントも独創的で美しく、クリスマス気分を盛り上げてくれます。もちろん大聖堂のライトアップも息をのむ美しさです。

ストラスブール市内の大小様々な広場を利用して11の地区、300以上の露店が並びます。あてもなくぶらぶら歩き、ストラスブールならではのオーナメント(幸福のシンボルこうのとりの飾りも!)を見つけたり、ホットワイン(vin chaud  ヴァンショー)で身も心も温めてみたり。ホットワインは赤が主流ですが、さすがアルザス!白のホットワインにも新な発見があります!



そして、ストラスブール市内で最もおとぎ話の世界が広がっているのが、イル川が4つに分かれるプティットフランスと呼ばれる地帯。この地域のベンジャミンジクス広場の小さなマーケットは、アルザスの伝統的な木組みの家並みの風景と時間がゆったり流れるような雰囲気があいまってなんともいえない幸せな気分に導かれます。




プティットフランス。中心部よりのんびりした時間が流れます。


日本人が「お正月の首都」といえばどこかな?と考えるとちょっと自信がありません。でも、このクリスマスの首都では、ストラスブールの人々が毎年堂々とおススメできるよう根気と愛情をもって準備されています。サンタさんにお手紙を書いていたあの頃に戻れたり、未知のクリスマスの世界にいざなわれたり、そんな魔法が町全体にかかります。

【ストラスブールでのクリスマスマーケット(2019)の注意事項】
・日曜日から木曜日➝11時~20時
・金曜日➝11時~21時、土曜日➝11時~22時
・12月24日⇒11:00~18:00
・12月25日⇒お休み
・12月26日と30日のマーケットの場所は限定的なものとなります。

☆関連ツアー
・アルザスを楽しむ旅/クリスマスマーケットと専用車で巡るワイン街道

・☆Les Marches de Noel de Strasbourg ☆ストラスブールとその近郊の村巡り











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